東西つるまる食べ比べ
先週金曜日の話。運転免許証の更新のため、初めて門真の免許試験場を訪れた。地元の警察署でも手続きは可能だが、講習や交付の日程が自由に選べないという。今月来月は何かと忙しくて、上手いことスケジュールが合うかどうかは分からない。それでヤキモキするくらいならと、多少時間はかかっても即日交付される試験場を選んだ。
神奈川県だと1時間以上かけて二俣川まで行って、駅前からさらにバスに揺られて、大混雑のセンターで長い行列に耐え抜いてようやく新しい免許証を手にすることができる。その経験からざっと5時間を覚悟していた。それが驚くことに、家を出てから新しい免許証を手にするまでわずか2時間である。大阪府警は素晴らしい。試験場は近いし、事前予約制で並ぶこともない。受付機を操作するだけで、必要事項が印字された申請書がプリントアウトされる。あとは、手数料を払って、視力検査をして、顔写真を撮るだけ。講習の開始を待つ40分間がいちばん長かったくらいだ。
気を良くして駅まで歩く途中、派手な黄色い看板が目に入った。どんな店かと近づいてみれば、お馴染み鶴丸のチェーン店である。ちと早いが昼メシにしようとわかめうどんを注文。安定の鶴丸の味がする。気持ちに余裕があるから、なおさら美味い。
そのまま新幹線で東京に向かう。
この日は都内で人と会うことになっていた。しかし、免許更新があっと言う間に終わったせいで約束の時間にはまだ早い。どこかで2時間ほど潰せないか。
そうなりゃ、ココしかあるまい。
もちろん大井競馬場ですな。
4レースの新馬戦を勝ったのはノーザンF生産のマスターオブライフ。御神本訓史騎手の手綱で圧倒的1番人気に応えた。最後まで食らいついた2着のミチノアンジュの名前も覚えておきたい。なにせ3着以下は3秒も離している。
久しぶりに大井の鶴丸を食べてみたくなった。敢えてわかめうどんにして味の比較をしてみよう。
結論から言えば、やはり門真で食べた一杯と味は違った。門真は「鶴丸饂飩本舗」とで大井は「つるまる饂飩」。ブランドの違いもあるかもしれないが、大井の方が麺が細くて、わかめが若干少なくて、価格が高い。まあ、価格に関しては競馬場内の店舗だと思えば仕方ない面もある。いずれにしても同じ日に500キロ離れた土地で、同じ鶴丸のうどんを食べるのは貴重な経験だった。
*****2023/9/24 *****
| 固定リンク
最近のコメント