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2023年1月28日 (土)

鮭大好き

今日の朝飯はファミマで買った「サーモンたたきの寿司」というおにぎり。20円引きになっていたので思わず手に取った。セブンイレブンには「ますの寿司」のおにぎりが売られているけど似たような味わい。ただファミマの方が脂の味が強い気がする。

Salmon1

昼は仕事場の食堂で済ませた。今日のランチメニューはサーモン丼。鉄火丼の鮭版ですね。できればイクラをちょこっと添えて欲しかったけど選択の余地がないのでありがたく完食。

Salmon2

そして夜は普通の焼き鮭。焼かれた状態でスーパーで売っていたやつの温め直しではあるが、それでもホカホカの「サトウのごはん」にジャストマッチ。さらに冷蔵庫に残り物のスモークサーモンがあったので、サラダのトッピングに使った。かくして今日は鮭三昧の一日となった。

Salmon4

鮭は嫌いではない。とはいえ夕食に焼き鮭を食べたのはいつ以来であろうか。朝食の定番メニューとして、あるいはおにぎりの具として、完全にメジャーな地位を確立してしまったことが、かえって夜のメインディッシュから遠ざけてしまった感がある。

Salmon3

しかも昨今の鮭はしょっぱくない。むかし北海道の牧場から新巻鮭を贈っていただき、喜んで家族全員で焼いて食べたところ、あろうことか子供たちが「しょっぱい!」と言って、ひと口食べたきり箸を付けようとしなかった。我々の世代には懐かしささえ覚える塩鮭の辛さは、脂のたっぷり乗っているサーモントラウトのソテーや回転寿司の味わいに慣れきった子供らには受け入れられぬのであろう。関東では「正月魚」とも呼ばれる鮭だがこの冬は不漁が伝えられる。その代わりに北海道で滅多に揚がらない鰤が大漁なんだそうだ。ここでも関東勢は肩身の狭い思いを強いられている。

ともあれ、焼いた塩鮭で食べる白いご飯ほど美味いものを、私はほかに思い浮かばない。白いご飯に合うということは、当然ながら日本酒にも合う。適度な塩味と水分が抜けて旨味が凝縮した身の味わいは、肴として申し分ないのである。

なのに、居酒屋のメニューにハラス焼きがあっても焼き塩鮭を見ることはほとんどない。「おにぎりの具」としてしか見られない塩鮭の悲しさがここにも表れているが、大衆食堂ならその組み合わせも可能だ。競馬帰りの食堂で塩鮭に熱燗を合わせてゴキゲンになっているおじさんを見かけたとしても、決して憐憫の眼差しを送ってはならない。実は相当なグルメだったりする。

Sake_20230128183501

ところで、以前、JRAや大井で活躍したこの馬の名前は、ひょっとしたら「鮭大好き」だったのか?……なーんて思って、念のため確認してみたのだけど、やはり「酒大好き」でした。そりゃあそうですよね。私は鮭も酒も大好きです。

 

 

***** 2023/1/28 *****

 

 

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