« 夏の新潟と言えば | トップページ | 恩馬、フクリュウ »

2022年8月 5日 (金)

重賞の壁を越えろ

前走の報知杯大雪ハンデキャップを勝って地方在籍時代からの連勝を「8」に伸ばしたブラッティーキッドがエルムSで重賞に初挑戦する。

8連勝といってもすべて条件戦。うち5勝が園田・姫路の下級条件戦だから、「8」という数字にとらわれ過ぎてもいけない。条件戦を連勝してきながらオープンの壁を越えられなかった馬を私たちは何頭も見てきている。とはいえ、どんなレースであれ負けるリスクはあるのは事実。勝ちを続けていること自体は素晴らしい。前走からは中1週となるが、3歳4月のJRAデビューからわずか4か月半の間に12戦の連戦に耐えたという実績もある。この間のレース間隔を平均すると中10日。ヤクルトスワローズ奥川投手の昨シーズンの登板間隔に近い。

JRAで12戦未勝利だった馬が化けたことについてはいろいろ理由があろうが、JRA復帰後の3戦を見る限りでは、実力を付けてきたと言うよりは、なんらかの不安が解消したと考えたくなる。つまりようやくの能力全開。だとしたら、オープンの壁をあっさりクリアしてもおかしくはない。

個人的にこの馬には思い入れがある。お母さんのデザートレジーナは南関東で14勝もした活躍馬。不思議と重賞開催日のレースに出走することが多く、彼女の走りは何度となく見た。2009年には重賞・しらさぎ賞も勝っている。6歳にして、これが彼女にとって初めての重賞挑戦だった。それをあっさり勝ったことを思えば、子のブラッティーキッドに同じことを期待してもおかしくはない。

Desert

折しも最近は騎手の「重賞初勝利」のニュースが相次いでいる。この1か月半だけを列記してみても、

 東京ジャンプS・上野翔(19年目)
 CBC賞・今村聖奈(1年目)
 新潟ジャンプS・黒岩悠(21年目)
 アイビスサマーダッシュ・杉原誠人(12年目)

と4人が初めて重賞を勝った。話題性では今村騎手がダントツだが、こうして書き並べてみると中堅騎手が目に留まる。13年目の水口優也騎手もまだ重賞タイトルは手にしていないがこの流れに乗れるだろうか。5年前のCBC賞、同じ勝負服のセカンドテーブルに騎乗してハナ差惜敗の悔しさを晴らすなら今回しかない。

 

 

***** 2022/8/5 *****

 

 

|

« 夏の新潟と言えば | トップページ | 恩馬、フクリュウ »

競馬」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 夏の新潟と言えば | トップページ | 恩馬、フクリュウ »