« 夏の牝馬はいずこ | トップページ | 31秒7の衝撃 »

2022年7月 2日 (土)

うどんの日

今日7月2日は「うどんの日」です。みなさん、ご存じでしたか?

夏至から数えて11日目は、二十四節季をさらに三分割した七十二候のひとつ「半夏生」(はんげしょう)にあたる。この時季、讃岐では田植えのお終わる頃合いで、農家はうどんを打って、田植えを手伝いに来た人をもてなす風習があった。「うどんの日」はそれにちなんで香川県の団体が制定したのだが、国内はもとより地元讃岐でも認知度はそれほど高くないという。

なぜか。そもそも讃岐では毎日が「うどんの日」なのである。「今日はうどんの日だからうどんを食べよう」なんて意識が芽生えるような土壌ではない。讃岐のうどん文化の根強さをあらためて思い知らされる。

だけど、讃岐人ではない私にとっては特別な日。それで朝からうどんにした。阪神福島駅から歩くこと3分。「うどん讃く」は朝7時から暖簾を掲げているありがたい一軒だ。

Dsc_0995

ちなみに「讃く」と書いて「さんく」と読む。「うどんさんく」なんて聞いたら、「はて? “ウドン”なんて種牡馬いたっけ?」と勘違いするのは競馬ファンだけであろう。そもそもここの地名が「福島」というのも気になる。駅名の「阪神福島」なんて競馬場そのものじゃないか。

Sanku

すだち醤油うどんを注文。先に食券を買って、カウンターで受け取って、空いている席に座るシステム。麺が茶色に見えるのは胚芽が練りこまれているから。醤油をひと回しして一気にすすると、麦のかぐわしい香りとスダチのさわやかな香りが馬体を併せて立ち上ってくる。エッジの立った、コシの強い麺は喉越しも痛快。調子に乗って肉ぶっかけも注文。うどんの日ならこれくらいしてもバチは当たるまい。

Dsc_2946

堂島川を渡って中之島へ。

今日の福島初日のメインはTUF杯だが、1995年のこのレースにドージマムテキが出走していたことを思い出した。当時はハンデ戦。58キロを背負って5着に敗れたが、秋の京王杯オータムハンデは55キロで快勝している。

Dojima

この暑さではそう長くも歩いていられない。5分も歩くとクラクラしてくる。散歩には厳しい季節になってしまった。暑さから逃げるように大阪中之島美術館へ。今は「モディリアーニ展」の真っ最中だ。モディリアーニのみならず、ピカソやシャガール、藤田嗣治など、20世紀初頭のパリで活躍した他の画家の作品も展示しているという。ひょっとしたら競馬を描いた作品もあるかもしれない。

―――と思って覗いてみたのだが、残念ながら競馬絡みの作品はなし。でも涼しい館内のおかげで汗は引いた。散歩を再開。土佐堀川を渡って江戸堀というエリアに到達すると、「うどん居酒屋江戸堀」というお店を見つけた。うどんの日の続きはここにしよう。

Dsc_0993

ひやかけを注文。美しい黄金色のダシに浮かぶ麺は先ほどの店をしのぐ極太麺で、かつコシも強烈。噛むのにも一苦労する。聞けば、客からは「剛麺」と呼ばれているとか。とはいえ肌はあくまでも滑らかですすりにくいということはない。何よりダシが秀逸。このあたりは大阪の底力を感じる。ちなみに大阪では10月28日が「おだしの日」らしい。さすがの感がある。

Dsc_0991

 

 

***** 2022/7/2 *****

 

 

|

« 夏の牝馬はいずこ | トップページ | 31秒7の衝撃 »

競馬」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 夏の牝馬はいずこ | トップページ | 31秒7の衝撃 »