続・投票の不思議
今日は参院選の投票日。最近では投票締め切りの20時と同時に大勢が判明する。多くは順当な結果。しかし中には「えっ? コイツが?」というような当確報道に面喰らうこともなくはない。人間の投票行動は時に意外な結果をもたらす。それは先月22日付「投票の不思議」にも書いた。
ところで、昨日から七夕賞のオッズをチェックしていて、おかしなことに気付いた。
こちらは七夕賞の前売り枠連オッズ。
注目していただきたいのはプリマヴィスタとトーラスジェミニが入った7枠ゾロ目のオッズ。7-7は55.3倍を示している。
ところがこちらは同じレースの馬連オッズ。
プリマヴィスタとトーラスジェミニの⑬-⑭は281.7倍。枠連7-7と全く同じ組み合わせであるにも関わらず、そこにはなんと226倍ものオッズ差が生じているのである。
理由は分かる。七夕にちなんで枠連7-7が売れるのはいつものこと。ただ、今年は人気薄の馬が揃ったからこんなおかしなオッズが生じたのであろう。馬券とて投票ごとであることに変わりはない。えてしてこういうおかしな現象も起きる。
だが、考えようによってはこれは美味しい状況だ。特に枠連は「7-7」が馬の評価以上の売れ方をしているのだから、それ以外の組み合わせは本来よりお得なオッズになっている。ならば勝負は枠連。特にその7枠が気になる。プリマヴィスタは53キロが魅力。トーラスジェミニに至っては昨年の七夕賞優勝馬ではないか。
シメシメとほくそ笑みつつ参院選と七夕賞の投票に向かった。参院選の投票内容は控えさせていただくが、七夕賞の投票内容はご覧の通り。
枠連7枠流し。ただし7-7は買わず馬連⑬-⑭。ま、当然ですね。
しかし、結果は8枠エヒトが突き抜けて完勝。2着は枠ヒートオンビートで、7枠の出番はなかった。枠連7-7に票が偏ったことに気付いても、勝ち馬を見つけられなければ話にならない。
しかし実はこんな馬券も買っているんですな。本当なら千円買う予定だったけど、オッズの異変に気付いてしまったおかげで百円しか買えなかった。反省。でも百円とはいえ買った自分を褒めてあげたい。もちろん勝ったエヒトも褒めてあげよう。
***** 2022/7/10 *****
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