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2022年7月22日 (金)

はじめての和歌山

7月に入って一日たりとも休みを与えられずまさに馬車馬のごとく働かされていた私を神様が不憫に思ったのか、突然まとまった休みが転がり込んできた。今日から日曜の夕方までオフ。せっかくだからどこかへ行こう。というわけで、昨夜は旅先探しで大忙しだった。

休みの条件は大阪府とその隣接府県から出ないこと。つまり、大阪、京都、兵庫、奈良、和歌山のどこかにいろということだが、天気予報を見たら和歌山だけが晴れマーク。あとは軒並み天気が悪い。

実は生まれてこのかた和歌山県に足を踏み入れたことがない。なぜか。それは和歌山県には競馬場もウインズもないから。紀三井寺競馬場が存続していれば間違いなく訪れていたはずだが1988年に廃止。紀三井寺で24連勝したあとにオールカマーに出走したカンテツオーや帝王賞馬トムカウントが走った競馬場に一度訪れて見たかった。

ともたれ、どうせ行くなら和歌山のいちばん奥まで行ってやろうと熊野までやって来た。いちばん奥と言っても大阪の隣県であることに変わりはない。特急に乗れば2時間くらいで着くだろうと考えていた私は紀伊半島のスケールをナメていた。なんと4時間もかかるという。ならばとハードカバーを3冊持参してこちらも準備万端。天王寺では満席だった車内も、紀伊勝浦では私一人になっていた。

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バスに乗り換えて那智山へ向かう。ここも乗客は私だけ。すると運転手さんが突然「滝見えまーす」と叫んだ。その威容に思わず「おー」と叫ぶ私。「滝なんてどうせ水が落ちてるだけ」。若い頃はその程度にしか考えていなかった私がまさか滝を見て声を上げるとは。そのこと自体に驚いた。

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那智の滝については恥ずかしながら何も知らない。「那智」と聞けば数年前に亡くなった野沢那智さんを思い浮かべるタチである。映画「ダイハード」シリーズでブルース・ウィリス演じるジョン・マクレーンの吹き替えでお馴染み。あるいは野沢直子さんの叔父と言った方が分かりやすいか。私世代は声優というより深夜ラジオ「パックインミュージック」のパーソナリティーの印象の方が強い。

そしてなにより野沢那智さんは馬主だった。個人名義でも持たれていたが、お兄さんがユーワホースクラブの代表をされていたこともあり、ユーワの印象が強い。クラブ会報にコラムも連載されていたし、会員の親睦パーティーにもいらしていたと思う。私自身はラジオパーソナリティーとしての野沢那智さんのファンだったから、喜んで走りもしない馬にじゃんじゃん出資した苦い思い出がある。

ミスターシービー、ビゼンニシキ、トウショウボーイ、そしてオグリキャップ。私がユーワで出資した種牡馬のラインナップだが、このうちJRAで唯一勝ってくれたのがビゼンニシキというのもなかなか興味深い。ちなみにジョッキーは若き日の田中勝春だった。そんな彼もまだまだ現役続行中。エヒトで七夕賞を勝ち、今週は小倉で中京記念に乗る。意外なことに夏の小倉は初参戦だいう。私も和歌山初参戦中。歳を重ねても初めてのことはまだまだたくさんある。

 

 

***** 2022/7/22 *****

 

 

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