関西の夏と言えば
関西の夏と言えばハモと祇園祭。今日は京都で祇園祭のハイライト、山鉾巡行が行われた。新型コロナの影響で昨年、一昨年と巡行は中止。3年ぶりの復活に京都は大勢の観光客で賑わっているらしい。私も今すぐ河原町に行って祇園祭の空気とハモを味わってみようかと思ったが、コロナ禍であるなしに拘わらず人込みが苦手なタチである。となれば別の方法で関西の夏を満喫するしかない。
そこで向かった先は仁川。「フランケル」のうどんがどうしても食べたくなった。阪神は開催していない。それは分かっている。それでもこの時季限定の「ハモ天ぶっかけ」を味わうなら非開催の今しかない。それがもどかしい。今の小倉開催は中京開催の代替だが、1週くらい阪神でやってもらえないものか。中京記念なんてサマーマイルシリーズなんだから、ちゃんと1600mでやった方が良くありませんか?
ともあれ「ハモ天ぶっかけ」は期待に違わぬ出色の美味さであった。揚げたてフワフワのハモ天が5切れ。うどんのトッピングなのに抹茶塩と梅肉が付いてくるところが泣かせる。ツユに浸して食べるのも美味いが、抹茶塩も捨て難い。むろん梅肉との組み合わせこそが王道であることも事実。馬券を買う前からこんなに悩むことになるとは思わなかった。
食べ終えたら馬のいない阪神競馬場に向かう。関西は久しぶりの夏空。
ハモの食べ方で悩んだので馬券は悩まず買いたい。ということで函館記念の馬券はコチラ。
つまり祇園祭ならぬ「ギベオン祭」ですな。いや、決してふざけているわけではない。重賞2勝に加えGⅠ2着の実績はここでは一枚上の存在であろう。近走は成績を伴っていないが、宝塚記念後に放牧に出る予定だったところが、あまりに回復が早かったので続戦。重馬場の金鯱賞でデアリングタクトを破った実績もある。
―――と淡い期待を抱きながらレースを見守ったが、好スタートから早々に好位を取ったにも関わらず、向こう正面で早くも後退。その止まり方が心房細動にも見えたので心配になったが、クラブによれば検査の結果は異常無しとのことでとりあえず一安心。私の単勝が迷惑をかけたのだとしたら、ギベオンの出資者でもある山本昌さんに申し訳ない。
祇園祭は来週日曜「後祭」の山鉾巡行でクライマックスを迎えるが、壊れて使われていなかった曳山「鷹山」が久しぶりに巡行に復帰すると話題になっている。その「久しぶり」というのが196年ぶりだというからすごい。さすが京都は歴史の振り幅が違う。こうなったら来週は休み明けの馬を狙うことにしよう。
***** 2022/7/17 *****
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