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2022年7月24日 (日)

貧乏性

紀伊勝浦も3日目。

Room

今回の宿は木曜の夜になって慌てて探したのだが、3日間を通して驚くほど静かだった。外は小さな漁港。海岸ではないから波の音もしない。窓を開け放しても完全な無音の世界。ふとトンビの鳴き声が聞こえた。ピーヒョロロ。そしてまた静寂に包まれる。

Book

まとめて本を読むにはもってこいの環境。3冊しか持参しなかったことを後悔した。1冊読み終えると散歩に出る。あまりに天気が良いので外に出ないともったいない。そう考えてしまうあたりが私の貧乏性。こればかりは変わらない。港のへりに立って海面を覗き込むと魚がたくさん泳いでいる。釣り糸を垂らせば簡単に釣れそうだ。あー、釣り道具を持ってくればよかった。そんなことでまた後悔。これも貧乏性のひとつ。

Sea

そんな静かな宿に別れを告げて新大阪行の特急に乗り込む。和歌山駅で降りて歩くこと15分。古びたアーケード街の一角にこんな横断幕が張られていた。

Dash

一昨日付けで「和歌山には競馬場もウインズもない」と書いたが「DASH和歌山」ならある。園田競馬の場外馬券売り場だが、土日は「J-PLACE和歌山」としても営業しているらしい。J-PLACEとウインズの違いは、ウインズで購入した馬券は競馬場やほかのウインズでも払い戻せるが、J-PLACEで購入した馬券は競馬場やウインズで払い戻せないという違いがある。なので、あまり積極的に訪れる気にならないのだが、こちらにはJ-PLACEにしては珍しい特別シートがあるという。本来初めてなら和歌山城を見物して和歌山ラーメンを食べるのが王道であろうが、それらは次回に回すとしよう。

16席ほどのシートはすべて1人用の独立席。それぞれにグリーンチャンネルが放映されるモニターと革張りのソファがしつらえてある。前方にはオッズなどを表示するモニターがあって、券売機は後方右手。机の上に置いてあるスポニチはサービスなのだろう。ただし、関西のスポニチは馬柱が横組で見にくいので私はサンスポを持参。さらに自販機の飲料が1杯無料でもらえる。それで1500円。ちなみに今日は満席だった。

Seat

小倉6レース(12時55分)の3歳未勝利戦はアドマイヤジェイが1番人気に応えて勝った。ライラプスの息子かぁ。そう思いながら福島6レース(13時05分)のマークカードを塗って券売機に突っ込む。すると、「このレースの発売は締め切りました」という無機質なアナウンスが流れた。

慌ててマークシートを確認したがレース番号を塗り間違えたわけでもない。さては小倉6レースの発走が遅れていたのか。ともあれ売ってくれないものは売ってくれないので、あきらめて席に戻ってレース実況を見る。するとアウクソーが5馬身差の圧勝。幸いこの馬は買うつもりがなかった。安堵して札幌7レース(13時15分)のマークシートを塗って、券売機に突っ込む。するとまたもや「このレースの発売は締め切りました」というアナウンスが流れたのである。

あれ? だって、いま福島6レース終わったばかりじゃん。

時計を見ると13時11分。まだ4分もある。

ふと、あることに思い当たった。

もしやJ-PLACEでは発売締切時刻が早めに設定されているのでは?

図星であった。競馬場やウインズの締切時刻が発走2分前であるのに対し、J-PLACEは4分前だという。だからひとつ前のレースを見てからすぐにマークを塗っても間に合わないことがある。実際ほかの客も「このレースの発売は締め切りました」というアナウンスを何度も流していた。競馬場と同じリズムで過ごしていると、すべてのレースで馬券を買い損ねることになりかねない。

ちなみに札幌7レースで私が買おうとしたのは、武豊・ジルバーン(6番人気)からの馬連5点流し。「外れてますように」という私の必死の願いもむなしくゴールの順番は私の予想通り。その瞬間私は机に突っ伏した。さらに配当が114倍であることを知ると、そのまま気を失ってしまったのである。手には当たるはずだったマークカードが握られていた。

正気に戻ったのは小倉メインの直前。1500円も払ったのに、ほとんど馬券を買ってない。このままでは気持ちが収まらないので、高知ナイターにまで手を出して大やけどを負った。これも治らぬ貧乏性のひとつ。嗚呼、あの静寂に包まれた紀伊勝浦の海が懐かしい。

 

 

***** 2022/7/24 *****

 

 

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