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2022年5月11日 (水)

京王杯連覇の難しさ

今週土曜の京王杯スプリングカップは今年で67回目を数える歴史ある一戦。しかし、今年の登録馬は12頭に留まった。ヴィクトリアマイルと重複登録の牝馬もいるから、最終的に何頭立てになるか分からないが、少なくとも平成以降の最少頭数に並ぶか、それ以下となることは間違いない。1989年以後もっとも少なかったのが1993年の12頭だった。

私が知る京王杯といえば多頭数が当たり前。しかも毎年豪華メンバーが顔を揃えた。グレード制が導入された1984年から昨年までの優勝馬のべ38頭のうち、6割を超える23頭がGⅠ馬(のちのGⅠ馬を含む)であることを思えば、レベルの高さは疑いようもない。

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第29回 ハッピープログレス
第30回 ニホンピロウイナー
第32回 ニッポーテイオー
第36回 ダイイチルビー
第38回 ヤマニンゼファー
第39回 スキーパラダイス
第40回 ドゥマーニ
第41回 ハートレイク
第42回 タイキブリザード
第43回 タイキシャトル
第44回 グラスワンダー
第45回 スティンガー
第46回 スティンガー
第48回 テレグノシス
第50回 アサクサデンエン
第51回 オレハマッテルゼ
第56回 ストロングリターン
第57回 サダムパテック
第61回 サトノアラジン
第62回 レッドファルクス
第64回 タワーオブロンドン
第65回 ダノンスマッシュ
第66回 ラウダシオン

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2000年にはグラスワンダーが除外の瀬戸際に立たされたことがある。この年に限ってフルゲート頭数が削られたわけではない。仮にそうだとしても前年の同レース覇者で、年末に有馬記念連覇を果たした当時の現役最強馬を除外することがおかしい。ともあれフルゲート18頭に対し、外国馬のディクタットと地方馬のタマルファイターが出走を表明。残る16頭分の枠もいわゆる除外による優先出走権保有馬で埋まってしまったのである。

除外による優先出走のルールが現在とは違っていたことが引き起こした珍事。幸い優先出走権保有馬の中から回避が出たことで、グラスワンダーはめでたく出走にこぎつけることができたが、1番人気に推されながら結果9着に敗れ連覇は逃した。有馬記念を連覇できても、京王杯の連覇はかくも難しいのである。

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今年の登録馬12頭の中で唯一のGⅠ馬はラウダシオン。昨年のこのレース優勝馬だから、グラスワンダーと同じく連覇をかけての出走ということになる。だがしかし、京王杯の長い歴史の中で、連覇を達成しているのは2000-01年のスティンガーただ一頭。01年といえば馬齢表記が国際基準に合わせて満年齢に変更となった年だから、スティンガーは京王杯スプリングカップを「5歳」で二度勝っていることになる。

 

 

***** 2022/5/11 *****

 

 

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