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2022年5月16日 (月)

神髄を求めて

昨日の続き。

うどん屋さん「大河」で道を教えてもらい、藤森神社への参拝を済ませてから、蹴上まで電車で移動。そこから日向大神宮に向かうのだが、これがほとんど山登りという風情だったので、一日経った今は筋肉痛が半端ない。

Hana

社伝によれば、顕宗天皇の時代に筑紫日向の高千穂の峯の神蹟より神霊を移して創建されたとのこと。内宮、外宮が奉斉されているのも、天照大御神を祭神とするのも伊勢神宮と同じ。実際「京の伊勢」とも呼ばれているそうだが、南禅寺や永観堂、インクラインといったメジャーな観光スポットが近隣にあるせいか、参拝客の姿はほとんどない。道端にひっそりと咲くシャガの花が寂寥感を煽る。

Shaga

山を降りてさらに歩く。平安神宮に立ち寄り、さらに鴨川を目指して疎水脇の道を鴨川目指して歩いていると、「うどん」の幟を発見した。

Haya1

「製麺所」と書かれているから、生麺を小売りしているのだろうか。そう思い中を覗いてみたら椅子とテーブルがあるではないか。メニューもあるからここで食べられるに違いない。ただ、営業時間は13時までと書いてある。いまは13時11分。さすがに無理は言えない。それで生麺だけ買って行こうとお店の人に声を掛けたら「店内でも大丈夫だよ」と言ってもらえた。なんというありがたさ。恐縮しながら茹で上がりを待つことに。

Haya2

聞けば朝4時から営業しているらしい。平日は通勤の人が、日曜でも近隣のホテルの宿泊者やゴルフに出かける人が食べていくとのこと。「早起亭」の名はダテではない。私が注文した「おかあちゃんのうどん」は、かけうどんを玉子でとじてカマボコと九条ネギを載せたシンプルな一杯。1番人気だという。

Haya3

聖護院の湧き水を使っているというやさしいダシにモッチリ粘りのある麺。大阪とも博多とも違うし、もちろん讃岐とは全く違う。これぞ京風。毎日でも食べられそうな飽きのこない一杯は、やはり朝食に合いそうだ。午前中は讃岐の神髄に触れたが、これはこれで京風の神髄という気がしないでもない。

Haya4

食べ終わる頃に男女2名の客が表に立った。閉店時刻は過ぎているが、伸ばしてしまったのはこの私である。申し訳ないけど……と思ったら、店主が外に出て「どうぞ、食べてってください」と招き入れた。恐縮する客。その気持ちはわかる。京都のお店は一部に高圧的なイメージもあったが、そんな偏見は捨てる必要がありそうだ。昨日付の「大河」の主人もしかり。ただし、うどん店だけの話かもしれない。その神髄に触れるためにはさらなる調査が必要。来週以降もたくさん歩くことにしよう。

 

 

***** 2022/5/16 *****

 

 

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