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2022年5月22日 (日)

地上の星

オークスデーの東京競馬場は薔薇が見頃を迎えている。

Rosa

一昨年は無観客、昨年は4千人、そして今年は3万552人が集まった。コロナ以前のオークスに比べれば例年の半分にも満たない。しかし、いざ場内に足を踏み入れると、「10万人くらい入ってんじゃないか?」という錯覚に陥る。最近まで臨時休業していた飲食店も営業を再開。お昼時には長蛇の列もできた。遠くに目をやれば内馬場も久しぶりに開放。芝生に咲くビニールシートの花も復活している。

Tokyo_20220523163001

私自身3年ぶりの感染もとい観戦となるオークスを勝ったのはスターズオンアース。アーモンドアイ以来、史上16頭目の2冠牝馬となった。異なる騎手での2冠制覇はジェンティルドンナなど先例があるが、その2人が揃ってテン乗りとなると過去に例がない。しかし、今日の手綱を取ったC・ルメール騎手はスターズオンアースの祖母スタセリタで仏オークスを、さらにそのスタセリタの産駒であるソウルスターリングでオークスを制しているから、テン乗りとはいえこの一族のことは熟知している。その自負が「家族でオークスに勝つことができました」というコメントに表れていた。

Star01

一方で「家族」が呪縛の意味で使われるケースもある。1馬身1/4差の2着に迫ったスタニングローズは10番人気という評価を考えれば大健闘だが、一族の悲願はまたもならなかった。祖母ローズバドがオークス2着。そして叔父のローズキングダムはダービーと菊花賞で2着。大一番の度にあと一歩が届かない「薔薇一族」の呪縛が解けることはまたもなかった。

Bara

そうそう、「薔薇」と言えば冒頭に書いたように今日は珍しくローズガーデンに足を運んだのである。いや、それだけではない。帰途に西門をくぐるときに、ふと天井を見上げたら「薔薇香る、麗しの舞台」というオークスのキャッチコピーの横断幕が掲げられていた。つまりJRA自らも「薔薇」を推していたわけ。これに気づいていればスタニングローズは買えたに違いない。いつも私はあとになって大事なことに気付く。

Star02

それにしても、ルメール騎手が重賞を勝つシーンを見るのは久しぶりだ。なんと昨年のチャレンジカップ以来ほぼ半年ぶり。しかし昨年重賞17勝の腕は健在のはず。ならばここから一気に勝ち星を量産することもなくはあるまい、ダービーでもその手綱さばきに注目だ。

 

 

***** 2022/5/22 *****

 

 

 

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