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2022年5月 6日 (金)

新天地

2020年のかしわ記念の優勝馬ワイドファラオ(牡6)の競走馬登録抹消が報じられた。今後は大井競馬に移籍するという。先月には19年の毎日杯を勝ったランスオブプラーナの船橋移籍と、昨年の函館記念を勝ったトーセンスーリヤの大井移籍が発表になった。競走寿命が延びるにつれ、地方競馬に新天地を求めるJRAオープン馬は増える傾向にある。

さて、昨日付で「むしろ園田での重賞初挑戦ながら当地最強馬に迫ったシェダルの強さが際立った」と書いたが、この馬がもともと強い馬だということを知らなかった。新聞の馬柱には直近5走の成績しか載ってない。もちろん、ノーザンファーム産のシルクの馬だと思えばJRAデビューだということくらいはわかる。そのJRAでの成績が私の想像を上回るものだった。

新馬を大差勝ち。続く1勝クラスも危なげなく連勝。その後2戦は足踏みするも、2勝クラス、3勝クラスをあっさりと勝って、デビューからわずか6戦でオープン入りを果たしている。その手綱もO.マーフィー、L.ヒューイットソン,C.ルメール、そして横山武史と続けば、期待の高さは疑いようもない。クロフネの肌にゴールドアリュールと血統も筋が通っている。

なのに、オープン入り後わずか4戦でJRAに見切りをつけて地方移籍の道を選んだことには、若干の驚きを禁じ得ない。まだ4歳。ダート馬としては本格化はこれからであろう。しかも移籍先に園田を選んだことにまた驚く。この血統でこの成績なら南関東でも良さそうなもの。それを聞いたときの会員さんの心境はいかほどだったか。

しかし、結果的に園田を選んだことは間違ってはいなかった。移籍半年間で6戦を消化して(4,1,1,0)。敗れた2戦はいずれも重賞だが、重賞に手が届くのも時間の問題であろう。

Shedal

JRAの重賞ウイナーがこぞって南関東に移籍する中にあっては、園田という選択肢は悪くないのかもしれない。賞金が見合わなかったのは過去の話。昨日の兵庫大賞典の賞金総額は3800万円(1着2000万円)だったが、3年前は1600万円(1着1000万円)だった。好調な馬券売上に支えられて賞金も増加傾向。シェダルが稼いだ賞金は移籍後の半年間で2000万を超える。園田にセカンドキャリアを求めるJRAオープン馬はさらに増える可能性がある。最強馬ジンギもうかうかしていられない。

 

 

***** 2022/5/6 *****

 

 

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