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2022年5月10日 (火)

名古屋・岐阜うどん紀行

先週末は中京開幕に合わせて、名古屋・岐阜界隈をぶらぶら。コロナ禍で自粛していたうどん屋さんのハシゴにも久しぶりにチャレンジしてみた。

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まずは名古屋の隣駅で下車。ウインズ名古屋の最寄り駅・尾頭橋駅から7~8分歩くと、「手打ちうどん」の文字が飛び込んでくる。こちらの「かね松」は独特の注文スタイルなので注意が必要。扉を開けて入店すると、製麺された状態の麺が並んだショーケースの前に立たされる。まずは麺のみを買って帰るのか、あるいは店内で食べていくのかを伝えよう。基本メニューは、うどん、そば、きしめん、中華麺の4種類。それを「小盛(1玉)」にするか「大盛(2玉)」にするかを決めて注文する。1玉ずつのミックスもアリだ。

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店内で麺を湯掻いている間に天ぷらをチェック。欲しいヤツを白いトレーに乗せて取るのはセルフうどんと同じ。ただ、会計が後払いなので、何を取ったのかはきちんと把握しておこう。帰り際に「天ぷらは何を取られました?」と聞かれて、「えーと、なんだっけ?」みたいなことになると、この和やかなお店のシステムが壊れかねない。ちなみにイワシの天ぷらは冷めていながら出色の美味さだった。

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夜は岐阜に移動。JR岐阜駅ナカの「くらうど」でさんざん呑んだシメの一杯に美濃細打ちうどんを食べてみた。郷土料理の土手煮や黒味噌おでんといった濃い茶色のアテを食べまくったあとに、純白の細平打ち麺と透き通ったダシがなんとも心地よい。愛知・岐阜には味噌煮込みうどんしか無いものだと勝手に思い込んでいた身にとっては驚きの一杯でもある。

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翌日、中京競馬場に向かう途中の一宮駅で途中下車。尾張一宮で知られる真清田神社近くの住宅地にひっそりと暖簾を掲げる「太田屋本店」は、味噌煮込みうどんの店として古くから地元に愛される老舗だそうだ。その歴史ははっきりしないが百年以上とも。この地で愛される味噌煮込みうどんの元祖とする声もある。

最近でこそ夏限定のざるうどんを始めたというが、長いこと味噌煮込みうどんの一点勝負でやってきたらしい。だから常連は「1杯」とか「2杯でひとつは餅入りでお願い」という具合に数量だけを声にして注文する。

Ota

麺は乾麺を使用。しかも一度湯掻くのではなく、乾麺の状態から10分以上味噌で煮込むらしい。それが麺を噛んだ瞬間の「プツ」という独特の歯応えに繋がる。とはいえ弾力がないわけではない。この絶妙な食感は癖になる。ツユも色の割にしょっぱいわけでもなく、最後まで美味しく飲み干すことができた。「元祖」として賞賛を受けるのも理解できる。

最後は日曜の競馬終わりの名古屋駅。在来線ホーム3・4番線の「住吉」で締めた。

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「住吉」と言えば新幹線ホームが有名だが、あそこはいつ行っても満員。その点、在来線の店舗は空いてるし、何より天ぷらが揚げたてで提供される。イカ天きしめんをオーダー。あいよとばかりにオバちゃんがイカを油に投入した。すると3番線に大府行きの普通電車が入線。だがホームの一番端にある店舗に来ようとする客はいない。天ぷらを待ちながら来週のJRA特別登録馬をチェックする。実にのんびりした時間。しかるのちに「お待ちどおさま」とイカ天きしめんが目の前に出された。

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さっそく天ぷらに齧りついた私の口内をマグマのごとき熱さが襲う。当たり前だ。ふーふーと冷ましながらゆっくりいただく。私のあとに入ってくる客はいない。とかくせわしない風景になりがちな駅の立ち食いだが、こういう店だってある。今回は知らないことをたくさん学んだ。

 

 

***** 2022/5/10 *****

 

 

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