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2022年4月29日 (金)

阪堺沿線ぶらり旅

通天閣を左手に見ながら堺筋を南に向かって歩くと、細い路地の先に阪堺電気軌道・恵美須町駅が見えた。「駅」というよりも停留所。大阪府内唯一の路面電車であるから停留所、すなわち「電停」で合っているはずだが、この路線では「駅」と呼ぶらしい。車両は1両のみ。発車5分前で私が唯一の状況である。運転士もいない。ホンマに出るんかいな、と思ったら、発車時刻直前にどこからともなく運転士が到着。私のほかに3人の乗客を乗せたところで扉が閉まった。

Hankai

「ブルン」とばかりに車体が揺れて、徐々に加速。「ガタンゴトン」というステレオタイプのリズムが心地よい。

阪堺電気軌道は1912年に全線開通だから今年は110周年。しかし1951年に年間6200万人を運んだ府民の足も、今ではその10分の1程度の利用客に留まる。新今宮、今池、今船と小さな駅が続くが、乗り込んでくる客の姿はない。東玉出を出ると専用軌道から路面区間へと移る。住吉鳥居前で降り立つと立派な鳥居が目に飛び込んできた。

4月29日の祝日をいまだに「天皇誕生日」だと認識している人は案外多いのではあるまいか。実は私もその一人、昭和から平成に時代が変わり、それに伴って祝日の名前も変わったことは承知しているが、今はなんと呼ばれているのかに興味はない。4月29日と言えば天皇誕生日であり、京都では天皇賞が行われる日でもあった。天皇賞の的中を祈願するなら、皇室ともゆかりが深い住吉大社をおいてほかにない。

Sumiyoshi

気合十分の参拝を終えると、今度は住吉駅から天王寺方面の阪堺電車に乗り込む。こちらは混んでいた。やはり通天閣よりもハルカスですかね。終点の天王寺駅前駅というややこしい名前の駅で降りて、雨から逃げるように飛び込んだ「ヴィアあべのウォーク」に、こんなお店を見つけた。

競馬場ではお馴染みの「KASUYA」さん。かすうどんが美味い。「かす」というのは牛のホルモンを揚げたもの。関西ではお好み焼きやたこ焼きの隠し味として使われるメジャーな食材で、カリっとした外目とトロっとした
内側の食感のコントラストが楽しい。むろん良い出汁が出る。

Udon_20220429145301

競馬場では紙カップで提供されるが、やはりうどんは丼で食べる方が美味い。ただ注文してすぐに出てくるのは競馬場向きであろう。味もさほど変りない。ただ、こちらのお店の方がメニューは豊富。いろいろな部位のホルモン焼きやホルモン揚げが楽しめる。

Cup_20220429145301

競馬場でよく見かける紙カップも山積み。ここでもテイクアウトをやっているらしい。天皇賞当日の阪神ではあれを手に取ってかすうどんを食べることになるんだろうなぁ。

 

 

***** 2022/4/29 *****

 

 

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