難題山積
先週あたりからちと忙しい。いや、それまでもやれ東京だ鳥取だと忙しかったがブログはどうにか書けていた。どれだけ身体が忙しくても頭に余裕があればブログはどうにかなる。移動しながらでもネタは考えられますからね。
ところが、ここのところ身体よりも頭の方が忙しくて困っている。つまり四六時中競馬以外のことを考えてなきゃなない。それほど難題山積なわけですな。アレコレ考えている間に日が暮れる。難解さはマイルチャンピオンシップの馬券検討の比ではない。勢いブログも滞る。
おとといは娘がやって来たので京都を案内した。錦市場から寺町通りに抜けて「スマート珈琲」でお昼を食べ、八坂神社、知恩院、南禅寺、永観堂とハシゴ。その間も頭の中は仕事の難題ばかりである。紅葉は素晴らしいが、さすがに人も多い。人込みに揉まれながら「さて、どないしたもんか……」と自問を繰り返す。この日は東スポ杯が行われていたはずだが、それについて考えた覚えはない。祇園をぶらぶらしてから馴染みの店に入ると店内はほぼ満席。ギリギリで席にありつけた。
女将によれば今年いちばんの賑わいとのこと。そんな日を選んで訪問してしまったのは申し訳ないが、これは娘の都合なので仕方がない。しかしそれでもコロナ前に比べれば空いている。2年前、京都2歳Sを観た夜に河原町に繰り出したら、あまりの人込みで歩道が埋まって身動きが取れなくなり、溢れた人が車道を歩く光景にドン引きした覚えがある。
「そこまでいかないにしても、お客さんが戻ってきて良かったですね」
女将にそう伝えると微妙な表情になった。お客は嬉しいが、人が増えるのはちょっと怖い。そのぶん第6波が大きくなるのではないか―――。
これを杞憂に過ぎぬと笑うことはできない。これまで舐めた数々の辛酸を思えばむしろ当然であろう。飲食店ばかりではあるまい。京都に住まれる多くの方が不安を抱いているとしたら、我々もわずかばかり心が痛む。
JRAは12月も入場制限を継続すると発表した。ジャパンカップ金曜発売の発表に際しても「分散来場にご協力ください」の一文を忘れていない。新型コロナ対策は変わらず続けられている。
今日の全国の新型コロナ新規感染者は50人。陽性者が低い月曜日ではあるがこの1年間で最少となった。とはいえ新型コロナが消滅したわけではない。そして私が抱える難題が解決する見通しも立っていない。まったくもって困ったことだが、あらゆる困難は必ず乗り越えられると信じて日々を過ごすしかない。それが大人というものであろう。
***** 2021/11/22 *****
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