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2021年9月22日 (水)

シルバーウィーク

新聞(一般紙)を読んでいたら、「シルバーウィーク」という言葉が普通に使われてた。敬老の日と秋分の日を含む今週のことを指すらしい。

数年に一度、カレンダーの巡り合わせで9月の下旬に5連休が登場することがある。私はその5連休が出現した年のみ「シルバーウィーク」と呼ぶのかと思い込んでいたのだが、どうやら違うらしい。同じ週に2つの祝日が含まれていればシルバーなのだろうか。それとも、秋分の日を含む週は無条件にシルバーなのだろうか。よくわからんが、ともあれシルバーウィークは今日が中日。皆様いかがお過ごしでしょうか。

「シルバーウィーク」は最近生まれた言葉のように聞こえるかもしれない。だが、実は半世紀以上も前に「ゴールデンウィーク」と同時に生まれた用語。1948年の祝日法施行で、天皇誕生日、憲法記念日、こどもの日、文化の日が制定され、春秋のこの時期に話題作をぶつけるようになった映画界が最初に使い始めた。本来は「映画を見るのに最高の1週間」という意味である。結果、5月のゴールデンウィークはすっかり定着したが、11月のシルバーウィークはまったくと言って良いほど普及しなかった。

シルバーよりゴールドが浸透するのは馬の名前も同じ。現在「ゴールド(ゴールデン)」を含む馬は49頭がJRAに登録されている一方で、「シルバー(シルヴァー)」は13頭でしかない。ゴールドドリーム、ゴールドアクター、ゴールドシップ、ゴールドアリュール、ステイゴールド、ゴールドシチーなど「ゴールド」にはGⅠホースも多数出ているが、「シルバー」はシルヴァコクピットとセンゴクシルバーがGⅢを勝った程度。地方に目を移せば2冠牝馬・シルバーアクトや高崎ダービー馬・アイコマシルバーなどもいるにはいるが、両者の差は歴然としている。

Aikoma

銀メダルやお年寄りをイメージする「シルバー」という言葉を、勝負事に使いたくないという気持ちは理解できなくもない。それでも「シルバー」と名前が付いた数少ない馬たちは、父がシルバーホークであるか、あるいは単に芦毛であるか。シルヴァコクピットは前者の、センゴクシルバーは後者の好例であろう。

Sengoku

1993年から94年にかけて重賞戦線で活躍したセンゴクシルバーだが、重賞タイトルはダイヤモンドSのひとつしかない。その一方で重賞での2着は4度を数えた。やはり「シルバー」の名がいけなかったのか。それでも芦毛を生かして誘導馬になれたのだから、サラブレッドの人生としては悪くない。古き良き時代の名ステイヤーは、いぶし銀の名脇役でもあった。

 

 

***** 2021/9/22 *****

 

 

 

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