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2021年9月 5日 (日)

散歩日和

京都での早朝仕事がめでたく昼前に終わった。よし、上賀茂神社まで歩こう。ちと遠いが時間はたっぷりある。

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上賀茂神社には本物の神馬(しんめ)が繋養されている。それがこの6月に代替わりしたと聞いた。それが桜花賞馬ダンスインザムードの子だという。神馬に選ばれる馬は、白い毛並みで気性が穏やかなことが条件。ダンスインザムードの子で芦毛と言えば、チチカステナンゴとの間に生まれたマンインザムーンの可能性が高い。夏の間は近隣の大学馬術部の厩舎で休養をしていたが、9月最初の日曜となる今日、久しぶりに境内に登場すると聞いた。直接この目でマンインザムーンの姿を拝みたい。

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そんな思いを抱きつつ、鴨川べりを歩いて歩いてやっとたどり着いた上賀茂神社の厩舎に神馬はいなかった。理由はここでもコロナである。なんでも緊急事態宣言中は登場を控えるらしい。貼り紙には「9月12日まで」とあるが、実際には9月中も不在が濃厚。政府は緊急事態宣言の2週間延長を決めている。

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仕方がないので神社沸きの「神馬堂」の暖簾をくぐる。映画「男はつらいよ」にも登場した焼き餅は、どことなく神馬の芦毛を思わせる白いお餅の中に控えめな甘さの粒あんが詰まっている。歴史を感じさせる店内には白馬の像も。食べながら思った。これは白馬を買えという上賀茂神社の御祭神・賀茂別雷大神のお告げではあるまいか。そうと決まったら向かう先はひとつ。

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むろんウインズ京都ですな。新潟記念に芦毛馬がいないが小倉2歳Sには2頭出る。となれば答えは簡単。

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はっはっは。もう当たったも同然だからメシでも食いに行こう。ウインズ前の建仁寺の境内を抜けて、祇園の住宅街を歩くこと10分。五条通りに出たところにある「讃式」の暖簾をくぐる。

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こちらは京風ではなく屋号の通り讃岐うどんのお店。麺のコシ、小麦の風味を存分に楽しめる。分量も申し分ない。高松での仕事以来2週間ぶりの讃岐うどんに心が躍る。懐には当たる(はずの)馬券。純白に輝く麺を啜る音は芦毛への応援歌だ。

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五条通りから東大路通りを下って「馬町」と書かれた交差点を左折。とうがらしおじゃこで有名な「かむら」さんに立ち寄る。京都では「ちりめん山椒」が有名だが、こちらのおじゃこは一度食べると癖になる。その昔は京都競馬場に来なければ買うことができなかったが、今は気軽に買えるからありがたい。

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「おかげさんで少しは涼しくなりましたなぁ」

「これでコロナもなくなれば良いんですけど」

「ほんま。いつになったら収まるんやろか」

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女将さんとの会話中、ふらりと登場した看板猫の毛色まで芦毛に見えた。だが、こんなこじつけで楽しんでいたのもここまで。インプロバイザー5着、ブレスレスリーは6着に敗れた。そんないい加減な買い方で当たるほど馬券は簡単ではない。それは分かっている。そもそもマンインザムーンに会えていれば、こんな出鱈目な買い方をすることもなかったはず。でも、そのおかげで楽しく歩くことができたのだからヨシとしよう。散歩には良い季節になってきた。

 

 

***** 2021/9/5 *****

 

 

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