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2021年4月30日 (金)

緊急事態宣言下のGW日記②

朝から電話で目が覚めた。相手は知人で、内容は新型コロナに関する話。陽性連絡などではない。悲しいことに訃報である。いよいよここまで来てしまったか。

先週あたりから誰々が陽性になったという話を毎日耳にするようになった。それにすら慣れてしまった感がある。これも一種の“コロナ慣れ”であろう。昨年のGWも緊急事態宣言の渦中にあったが、あのときとは全然違う。いまは陽性判明くらいでは驚かない。問題はそのあとという気さえする。

普段仕事場に向かう道の途中にあるビジネスホテルの車寄せが、なぜか鎖で閉ざされていた。さてはコロナ禍による利用者減少で休業に入ったか。なにせビジネスマンの出張など期待できぬご時世。ホテルのレストランは昨年からずっと休業していた。

しかし、ちょっと様子がおかしい。入り口には警備員が立ち、曇りガラス越しのフロントには人影が動いている姿も見える。

それでハッと気が付いた。ホテル自体が新型コロナ感染患者用の隔離宿泊施設になったのである。普段は人通りが多いはずのホテル前の通りに誰もいないのはそのせいか。中国・武漢から政府チャーター機で帰国した人たちを、勝浦の「ホテル三日月」が受け入れたのは昨年3月。あの頃は1年後にこんな事態になっているとは正直思わなかった。

チケットを頂いていたオリックスvs福岡ソフトバンクの一戦は、オリックスが劇的な逆転サヨナラ勝ち。昨秋、巨人打線を子供扱いしたモイネロから、吉田正尚が豪快なホームランを放ったことにも驚く。こうなるとナマで観たかった。が、冒頭の件を思えば、そうも言ってられぬ世の中である。

 

 

***** 2021/4/30 *****

 

 

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2021年4月29日 (木)

緊急事態宣言下のGW日記①

生まれて初めて“真のゴールデンウィーク”を味わうことになった。今日から5月5日まで、驚くなかれ7日連休である。この季節にこれほどの連休を味わったことはない。

学生時代のGWはいわゆる飛び石連休で、しかも当時は週休二日制ではないから、ここまでの連休になることはなかった。就職先もGWとは縁遠い仕事場で、この時季になると「巷では“ゴールデンウィーク”という食べ物が流行っているらしい」とか言いながら黙々と仕事をしていた覚えがある。

だから急に「休みだ」と言われて正直戸惑った。むろん海外旅行などには行けぬ。さりとて北海道の牧場に行ったりするのも自粛すべきであろうから、自宅近辺でのんびり過ごそう。

そんな真摯な思いを神様は決して見逃していなかった。事前に申し込んだ競馬場指定席の応募はことごとく当選し、行ってみたかった京セラドームのオリックス戦のチケットを頂戴するなど、7連休の日程は瞬く間に埋まったのである。これは忙しくなりそうだ。

29 園田競馬場
30 京セラドーム(オリックスvs福岡ソフトバンク)
 1 阪神競馬場(天王山S)
 2 阪神競馬場(天皇賞)
 3 高知競馬場(福永洋一記念)
 4 園田競馬場(兵庫チャンピオンシップ)
 5 園田競馬場(兵庫大賞典)

それが緊急事態宣言ですべて吹き飛んだ。いや、厳密に言えば3日の高知は行けぬこともない。だが、新型コロナ感染爆発中の大阪からわざわざ出向くのは失礼であろう。とりあえず今日の大阪は競馬に行くのもためらうほどのほどの大雨だったからヨシとするが、おかげで掃除も買い物もすっかり済んでしまった。さて、明日から残り6日間をどうやって過ごそうか。

 

 

***** 2021/4/29 *****

 

 

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2021年4月18日 (日)

夏の夜の1等星へ

晴→曇→小雨→晴と目まぐるしく天候が変わる阪神競馬場も、間もなく春開催の終わりを迎える。桜はすっかり散ってしまって、2コーナー奥に広がる山の斜面は新緑がひときわ眩しいが、そこから時折強く吹き下ろす北風は冬を思わせるほどひやりと肌寒い。

メインはダートのGⅢアンタレスS。直前で1番人気の支持を得たテーオーケインズが速い流れを6番手で追走すると、直線で早々と抜け出す横綱相撲で重賞初勝利を果たした。

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雨上がりとはいえ1分49秒0の勝ち時計は、このレースが阪神で行われるようになってからもっとも早い。しかも勝ちっぷりにはまだまだ余裕があった。だから陣営が次走に帝王賞を希望していると聞いてもいちいち驚いたりはしない。だがその希望が実現するかどうかは正直微妙。クリソベリルが長期休養中とはいえ、オメガパフューム、チュウワウィザード、ダノンファラオ、マスターフェンサー、クリンチャーが既に出走を予定しており、この先にはかしわ記念や平安Sも残されている。

アンタレスSを4歳馬が勝ったのはホッコータルマエ以来8年ぶりのことだ。そのホッコータルマエ以外にもゴールドアリュール、ゴルドブリッツなど、アンタレスSを制した4歳馬はのちにチャンピオンとなることが珍しくない。テーオーケインズ自身、重賞未勝利の身ながら連闘で臨んだ昨年暮れの東京大賞典では、勝ち馬からコンマ2秒差に踏ん張る健闘を見せているのだから、能力的には足りている。「テーオー」が「帝王」に挑むシーンを見てみたいと思うのは、ひとり私のみではあるまい。

ところで彼の戦歴を調べていて、これほど強い馬が新馬戦で負けていることを知って軽く驚いた。2019年10月の京都ダート1400m戦で3着。7番人気を思えば頑張った方か。そんな新馬戦の成績表をぼんやり眺めて再び驚く。このレースを勝ったジャスティンリーチは我がポーカーアリスの5番仔ではないか。そういや最近とんと見かけないが、元気にしているのかしらん。

 

 

***** 2021/4/18 *****

 

 

 

 

 

 

 

 

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2021年4月11日 (日)

純白の女王

デアリングタクトというニューヒロインが誕生したあの桜花賞から1年。しかし昨年は雨でしかも無観客開催だった。快晴の桜花賞当日に競馬場に立てるありがたみを噛みしめたい。

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昨日付けでは桜花賞も接戦になるであろうと書き、しかも速い時計の決着になる可能性にも触れたわけだが、まさかこれほどの猛時計が記録されるとは思わなかった。「魔の桜花賞ペース」などというフレーズが生まれたのは阪神競馬場改修前の話。スタートしてから長い直線が続く現コースに変わってからは、前半の半マイルを47秒程度で進み、後半の爆発力で勝負を決するパターンが多い。

ところが今年、出遅れながら暴走気味に先頭に立ったメイケイエールの半マイル通過は45秒2。それを3馬身差の3番手で追いかけたソダシにしても、半マイル通過は推定45秒7だから相当に速い。そのまま先頭に躍り出た1400m通過のラップタイムは1分19秒2だが、これはつい先日の阪急杯で快速馬レシステンシアが記録したコースレコードと同タイムである。そこから止まることなくサトノレイナスの猛追を凌いでみせたからすごい。普通なら止まってもおかしくないような苦しいところから、もうひと踏ん張りする底力には正直驚かされた。次走は名言されていないが、クロフネの娘が府中の2400mでどういう競馬をするのかを観てみたい気がする。

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ゴールの瞬間は例によって拍手。ただ、今回はルール違反の声援も多く聞こえた。いわゆるおっさんの「そのまま!」とか「差せ!」とかいう掛け声ではない。それはソダシを応援する声。サトノレイナスに詰め寄られたゴール前は、悲鳴にも似た叫び声が響いた。気持ちは分からないでもない。でもルールはルールである。あまりに露骨に叫んだ女性が係員にとがめられて、また大声を出していた。これはよくない。

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いまの競馬場は声を出せる場所ではない。決められた場所以外で飲食もできない。もちろん酒はどこであっても飲めない。驚くことに桜花賞のパドックでは定員制が採用されて密を回避していた。それでどうにか観客が入ることを許されている。関西圏でこれだけ新型コロナが猛威を振るう中、それでも競馬場に入ることができる事態がそも奇跡ではないか。ソダシを競馬場で観ることができるよう、ルールは守ろう。

 

 

***** 2021/4/11 *****

 

 

 

 

 

 

 

 

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2021年4月10日 (土)

縦縞の逆襲

久しぶりの投稿は久しぶりの競馬場から。

千里山特別は2勝クラスによる芝2200mの一戦。4角7番手ながら直線大外から豪快に伸びて先頭に立ったエヒトを、さらに後方から仕掛けたカリンカが追い詰める。2頭がピタリ並んだところがゴール。

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写真判定の結果は内のエヒトがハナ差凌いでいた。ありがたいことに馬券が的中。7番人気カリンカを持ってきた団野騎手はエラい。

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実は昨年末あたりから馬券が絶好調なのである。単勝を買えば2着。馬連を買えば3着。あれほど馬券下手だったのが噓のようにビタビタ当たる。PATの回収率成績はまさかの130%。関西に住むようになって、馬を見る目が変わったのかもしれない。好調なのはPATだけで現場に来たらサッパリ……なんて心配もしていたが、どうやら関係ないようだ。

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続く難波Sも写真判定の大接戦。内のスマートリアンと外のファルコニアの激しい叩き合いの結末は、なんと同着だった。上がり31秒9で追い込んだコマノウインクルが3着。7歳馬クリデュクールが4着。そして私の馬券はというと。

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やってしまった……。クリデュクールの出資者に叱られるなぁ。

そしてメインの阪神牝馬Sも追い込み馬同士の大激戦。直線の混戦を内から抜け出したドナウデルタが勝った思ったのも束の間、外からマジックキャッスルがこれを交わし、さらにそれを大外からデゼルが計ったように差し切った。

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それにしても今日の阪神の芝は接戦ばかり。芝のレースは5鞍組まれていたが、その着差はハナ、クビ、ハナ、同着、クビだった。こうなると明日の桜花賞が気になって仕方ない。そもそも力の差がないとされる世代である。なにせ阪神JFがハナ、クイーンCがクビ、チューリップ賞が同着で、フィリーズレビューもクビ差でしかない。どの馬にもチャンスはある。騎手の腕がモノを言いそうだ。

ところで、縦縞の勝負服が重賞でワンツーフィニッシュというシーンは1月の愛知杯でも見たばかり。昨年は年間重賞3勝に終わった社台レースホースだが、今年はこれが5勝目となる。少しずつ回復基調にあるのか。明日の桜花賞にはエリザベスタワーが出走。勝てばソウルスターリングのオークス以来4年ぶりのGⅠ制覇となる。手綱を取るのは今日のデゼルと同じ川田将雅騎手。こちらは勝てば3週連続のGⅠ勝利だ。

 

 

***** 2021/4/10 *****

 

 

 

 

 

 

 

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