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2021年2月 7日 (日)

22年ぶりの姫路で

節分を過ぎてようやく今年最初のエントリになります。今年もよろしくお願いします。寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしですか。私は基本的に自宅と仕事場を往復するだけの日々。楽しみといえば週に一度の大河ドラマ「麒麟がくる」を観ることだったのに、それも今夜でおしまいですね。

そんな過日、不意に姫路を訪れる機会を得た。むろん不要不急ならざる用向きにほかならない。在来線の電車に揺られること1時間。北風吹きすさぶ姫路駅の下りホームに降り立った。以前この地を訪れたのは、たしかスペシャルウィークが雨の阪神大賞典でメジロブライトを破った翌日だったから、実に22年ぶりの再訪となる。駅舎も駅周辺もすっかりきれいになったけど、「えきそば」の店舗は変わらずホームで営業を続けていた。

Soba1

プラットホームの立ち食いそばは決して珍しいものではないが、こちらの一杯はただの「そば」ではない。見た目は普通のきつねそば。ただ、その麺に使われているのはなんと中華麺である。戦後まもない1949年にこのスタイルが確立され、姫路のサラリーマンや学生のお腹を満たしてきた。

Soba2

ダシは普通の和風だし。ただし中華麺を合わせるためか、ちょいと濃いめではある。ハッとするほど美味いというわけでは正直ないが、長年食べ続けられる味ではあるのかもしれない。創業72年の深い歴史、かつ駅周辺に4店舗を構える人気ぶりがそれを証明している。

偶然にも(?)開催中の姫路競馬場へ向かう。実はこの日を以て競馬専門紙「競馬キンキ」が休刊する。こちらは「えきそば」より1年先輩の1948年の創刊。以来73年間、園田・姫路の両競馬場を盛り上げるのに一役買ってきた。たかが駅の立ち食いそばであり、たかが競馬新聞ではある。とはいえ、これだけの歴史を積み重ねれば、もはや立派な文化であろう。そんな「キンキ」を熟読した末に私が単複で狙ったマコトパパヴェロは4着。だがこれは「キンキ」が悪いのではない。私の馬券が呪われているだけの話だ。

Makoto

せっかく姫路に来たのだからとお城にも立ち寄った。

Oshiro

本能寺で信長討死の一報を受けた羽柴秀吉が、いわゆる「中国大返し」で引き返した先がこの姫路城。ここで軍勢を立て直した秀吉は、一気に山崎へと攻め上がって明智光秀を打ち破る。今宵の「麒麟がくる」では果たしてどこまで描かれるのか。思えば、フェブラリーSの地下道で帰蝶さま(川口春奈さん)にお会いしてから1年。あの日、東京競馬場は5万人の観衆で膨れ上がっていた。わずか1年足らずのなのに、感覚的には、はるか昔の出来事に思えてならない。

 

 

***** 2021/2/7 *****

 

 

 

 

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