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2019年12月 9日 (月)

競馬の神様

ちょいと前の話になる。

京都競馬場でラジオNIKKEI杯2歳Sが行われた先月23日、その京都競馬場から4駅ほど離れた墨染駅で京阪電車を降りて、藤森神社へと向かった。

1800年もの昔、神功皇后によって創建された由緒ある古社である。御祭神は素盞鳴命(スサノオノミコト)をはじめ十二柱。学問の神様や勝負の神様として知られるが、室町時代に始まった「駈馬神事」を「賭け馬」にもじって競馬ファンの間でも知る人ぞ知る存在。馬券歴40年を誇る競馬ファンのひとりとして、私としてもぜひ一度訪れてみたかった。

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鎮守の杜はあくまで威厳に満ち、一歩足を踏み入れるとさすがに身の引き締まる思いがする。

実は競馬の神様としての歴史はそれほど古くない。1994年、外れ馬券の焼納を企画し、スポーツ紙上で募集したところ、全国から約五千枚が集まった。以来、競馬ファンがあとを絶たないという。この日も、ここをお参りしてから競馬場へ、という参拝客を何人も見かけた。競馬専門紙を小脇に抱えて拍手を打ってりゃ、そりゃわかりますよ。境内に掲げられた絵馬にははこんな願い事も書かれていた。

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宝物館には古い馬具が展示されていたりして、たいそう興味深い。宝物館の向いの休憩所にはこんな絵も飾られている。

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1995年の香港国際カップを勝ったフジヤマケンザンの雄姿ですね。

香港国際レースを勝ちまくる日本馬の活躍を見て、24年前を思い出した。あの日、沙田競馬場は超満員だったけど、今年はスタンドに空席が目立つ。地元の人は競馬どころじゃないということか。しかし私がもっとも驚いたの日本調教馬の強さでなければガラガラのスタンドでもない。日本にいながらTVでライブ映像を観ることができたこと。それに尽きる。メールもなければインターネットもないあの当時、国際電話で結果を伝えるのにもひと苦労だった。文字通り隔世の感がある。競馬の神様も驚いているのではあるまいか。なにせ藤森神社の歴史に比すれば、ついこないだの出来事である。

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