« 2018年12月 | トップページ | 2019年2月 »

2019年1月31日 (木)

1999 東京新聞杯 キングヘイロー

キングヘイロー(柴田善臣)

Tokyo1999 

1998年の3歳クラシック戦線でスペシャルウィーク、セイウンスカイらと共に「3強」と呼ばれたキングヘイロー。その古馬としての初戦は、春の天皇賞を見据えた中長距離路線の京都記念と目されていましたが、いざ蓋を開けてみれば短距離路線の東京新聞杯でした。

期待を背負いながらもクラシック無冠に終わった陣営としては、路線を変えることで何かしらのきっかけを掴みたかったのでしょう。競馬ではよくあること。ただ、必ずしも良い結果が出るとは限らず、むしろステージが高ければ高いほど成功率は低くなる傾向にあります。

そんな中にあって、キングヘイローの東京新聞杯は結果が「吉」と出た数少ない例と言えるのではないでしょうか。快速馬・ケイワンバイキングに3馬身もの差を付ける完勝劇。この一戦を境に、キングヘイローはマイル・スプリント戦線へと路線変更。翌年の高松宮記念制覇へと繋がっていきます。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/31 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月30日 (水)

2013 銀蹄S スノードラゴン

スノードラゴン(蛯名正義)

Gintei 

東京ダート1400mの準オープンですから、将来のダートGⅠに手が届きそうな一頭を探しながらレースを観ることはあっても、まさか芝のGⅠ馬が誕生するとは考えにくいもの。そんな固定観念を払拭させてくれる数少ないレースがこの年の銀蹄Sでした。そういえばスプリンターズS連覇のレッドファルクスも、東京ダート1400mの準オープンを勝ちあがっていますね。今週の銀蹄Sは様々な視点で見届ける必要がありそうです。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/30 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月29日 (火)

2003 川崎記念 カネツフルーヴ

カネツフルーヴ(松永幹夫)

Kanetsu 

カネツフルーヴの母はご存知川崎が誇る名牝・ロジータ。引退レースとなった1990年の川崎記念では3万8301人もの大観衆の声援に応えて8馬身差の大圧勝劇を演じています。

あれから13年。カネツフルーヴはスタートから先手を奪うと、10馬身、20馬身、30馬身と後続をグングン引き離してゆくではないですか。そのレース振りにロジータの姿をダブらせたファンもいたはず。さすがに最後は詰め寄られましたが、それでも見事な逃げ切り勝ちで母の故郷に錦を飾ると共に、レース史上初の母子制覇を達成しました。

ちなみにロジータの孫・レギュラーメンバーも2001年の川崎記念を勝っています。やはり血が騒ぐんでしょうね。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/29 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月28日 (月)

1996 川崎記念 ホクトベガ

ホクトベガ(横山典弘)

Hokuto 

この年の川崎記念、衆目一致の主役はライブリマウントでした。なにせ前年のJRA最優秀ダートホース。その表彰式に出席してから川崎競馬場に駆けつけたオーナーも、きっと勝利を確信していたことでしょう。

しかし勝ったのは2番人気のホクトベガ。ライブリマウントにつけた6馬身もの着差は世代交代を示すに十分なものでした。ここから彼女の連勝街道がスタート。競馬場を問わず、ローテーションを問わず、距離さえも問わない———。そんな問答無用の強さと型破りなレースぶりに、日本中のファンが惹き込まれてゆくことになります。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/28 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月27日 (日)

調教師の役割

根岸Sではワンダーリーデルに注目していた。管理する沖芳夫調教師にはちょっとした縁があるのだが、驚くことに来月末を以て定年だと聞かされた。やれやれ、月日が経つのは早いですね。ともあれ厩舎のラインナップを勘案すれば最後の重賞出走かもしれない。そもそもこの根岸Sにしても除外の可能性があったが、賞金順ギリギリの16番目で滑り込み。強運を生かしたい。もし勝ったりすればフェブラリーS出走のチャンスも生まれる。

沖調教師と言えばナリタトップロードであろう。師が積み上げた13のJRA重賞タイトルのうち、実に7勝までがナリタトップロードによってもたらされた。写真は2001年の阪神大賞典。勝ち時計の3分2秒5は、いまだに阪神芝3000mのレコードとして君臨している。

Toproad 

しかし私が沖調教師とナリタトップロードで思い浮かべる光景は、1番人気に押されながら2着に敗れた1999年の日本ダービー。アドマイヤベガの1着ゴールを見届けて、エレベーターを待つ間も惜しく、階段で6階から地下の検量まで駆け降りると、ナリタトップロードと渡辺薫彦騎手が戻ってきたところだった。その目には涙が滲んでいるようにも見える。馬を降り、鞍を外して、検量室へと向かう途中、沖調教師が渡辺騎手の肩をポンと叩いて、こう言った。

「よく乗った」

そんな言葉だったように思う。その瞬間、渡辺騎手は人目をはばからず泣いた。今頃、アドマイヤベガと武豊騎手は16万観衆の喝采を浴びてウイニングランをしているはず。TV画面でそれを観ている人もたくさんいるに違いない。ダービー優勝の喜びを知るファンは多いが、2着の悔しさを知る人は存外少ないのではないか。

吉田勝己氏と同学年で、共に大学時代には馬術部に所属。その縁から、意外にも社台やノーザンの生産馬を預かることも多かった。だが、実際には気性難で引き取り手のない馬ばかりだったという。天下のノーザンファームとはいえ、誰かにそういう役割を担ってもらわなければ成り立たない。沖師にはそれを進んで引き受ける人としての度量があった。

ナリタトップロードに渡辺騎手を乗せ続けたことも、調教師としての役割のひとつ。有力馬であればあるほど外国人騎手へのスイッチが当然の昨今であれば、一度のミスが乗り替わりに繋がる。だが、沖師は多少のミスには目をつぶった。「騎手を替えないと自宅に火をつけるぞ」。そんな脅迫まがいの電話も受けたという。それでも沖師は渡辺騎手にこだわり続けた。

今日の東京競馬場は12鞍のうち7鞍を外国人騎手が優勝。うち根岸Sを含めた4鞍が外国人騎手のワンツーフィニッシュなのだから言葉を失う。ナリタトップロードと渡辺騎手のコンビの物語は、もはや昔話となった。ちなみに注目したワンダーリーデルは5着。12番人気を思えば上々だが、果たしてこれが本当に沖調教師のラスト重賞になってしまうのだろうか。調教師生活最後の1か月間が始まる。

 

***** 2019/01/27 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月26日 (土)

2014 根岸S ゴールスキー

ゴールスキー(F.ベリー)

Negishi2014 

2014年の根岸Sを勝ったのはゴールスキー。7歳にして自身初となる重賞制覇を果たしました。

芝1800mの新馬戦でフラガラッハとの追い比べを制してデビュー戦を飾ると、500万条件を1分34秒4(阪神)、1000万特別を1分32秒1(新潟)、1600万特別を1分33秒1(京都)と、異なるコースの芝マイル戦でいずれも楽勝。そして、重賞初挑戦のマイルチャンピオンシップを1分31秒8という快時計で3着してみせたのですから、3歳時の彼が芝のマイル路線を主戦場にしたのも当然の成り行きでしょう。

ところが古馬になってから右前の球節が腫れやすくなり、休み休みでないとレースに使えなくなってきました。海外の装蹄手法で球節にかかる負担を軽減しようと試みるも、思うほどの効果は出ません。そこで、脚元への負担を軽減するために、やむなくダートに矛先を向けたらこの強さ。「万事塞翁が馬」の典型でしょう。

もちろん、ダート転向の決断の背景に彼の血統があったことも忘れてはなりません。彼の母はニキーヤ。すなわち彼はゴールドアリュールの弟だったのです。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/26 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月25日 (金)

2000 白富士S クリスザブレイヴ

クリスザブレイヴ(吉田豊)

Kris 

2000年1月下旬。この年の種付けシーズンのスタートを前に、大種牡馬ノーザンテーストの種牡馬引退が報じられました。当時30歳。前年には13頭と交配を行ったものの、受胎を確認できたのはわずかに1頭。それでも交配を希望する声は根強くありましたが、受胎率の低下と足腰の衰えを鑑みれば引退もやむを得ない判断だったのでしょう。

その翌週に行われた白富士Sを勝ったのは、ノーザンテースト最後の傑作と謳われたクリスザブレイヴ。後続に影をも踏ませぬ大楽勝の逃げ切りでした。この年の秋には富士Sを勝ち、父に最後の平地重賞タイトルをプレゼントすることになります。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/25 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月24日 (木)

2015 セントポーリア賞 ドゥラメンテ

ドゥラメンテ(石橋脩)

Dora 

2015年2月1日。この日のメインは重賞・根岸Sでしたが、それよりもファンの心に残ったレースは9レースのセントポーリア賞だったことでしょう。2003、04年のエリザベス女王杯を連覇したアドマイヤグルーヴの子・ドゥラメンテが、馬なりのまま5馬身差の大差で圧勝してみせたのです。

「見ての通り。いつの間にか先頭に立っていた。ちょっとレベルが違う」

手綱を取った石橋脩騎手のコメントは決して長いものではありませんでしたが、その短いセンテンスの中にドゥラメンテの凄さが凝縮しています。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/24 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月23日 (水)

2001 セントポーリア賞 ルゼル

ルゼル(後藤浩輝)

Ruzeru 

東京は記録的な少雨が続いていますが、久しぶりに土曜あたりにひと雨あるかもしれません。筆者の心配はそれが雪に変わること。この季節の競馬開催は雪との戦いでもあります。

思い出されるのは2001年の1月最終週。東京を襲った大雪により土日の競馬開催は揃って延期となり月火の平日開催を余儀なくされました。セントポーリア賞勝ち馬は英国生まれの外国産馬ルゼル。まだ雪の残る直線を力強く駆け抜けて、デビュー2連勝を飾っています。

手綱を取ったのは今は亡き後藤浩輝騎手。「ダービーを意識させる」。たしかそう言っていたはず。その言葉通りトライアルの青葉賞を勝ち、外国産馬として初めて日本ダービー出走を果たしたことが、つい先日のように思い出されます。

ところで、このセントポーリア賞当日はやたらと競走中止が相次いだ記憶があります。それであらためて調べてみたら、競走中止が5頭に取消も3頭。普段よりずっと多いこの数字は、大雪とそれに伴う2日間の開催延期の影響と決して無関係ではないでしょう。この冬の開催に雪の影響がないことを祈るばかりです。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/23 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月22日 (火)

1999 クロッカスS レッドチリペッパー

レッドチリペッパー(藤田伸二)

Red 

牝馬限定で行われた1999年のクロッカスSは、1番人気のレッドチリペッパーが後続を2馬身半も突き放して完勝。10秒9-11秒5のハイラップが刻まれた最後の直線を馬なりで駆け抜けたのですから、その爆発力には目を見張るものがありました。GⅠには手が届きませんでしたが、重賞2勝の実績を引っ提げて繁殖入り。しかし、母として自身の名を残すような産駒はまだ送り出すことができていません。

ちなみに、このクロッカスSで4番人気だったキョウエイワンダーは、カラダレジェンド(京王杯2歳S)を送り出していますし、3番人気のレディブラッサムに至ってはロードカナロアという不世出の名馬を送り出しました。牝馬たちの闘いは、競走生活が終わってからも続きます。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/22 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月21日 (月)

1998 TCK女王盃 トミケンクイン

トミケンクイン(川原正一)

Tck1998 

報知グランプリC、ターコイズS、東京シティ盃、勝島オープン、京都金杯、ロジータ記念、阪神牝馬特別、金沢・笠松ジョッキークラブ、新潟大賞典―――。

これらのレース名が何を示しているかお分かりになる方は、相当な競馬ツウに違いありません。まあ、ひとつヒントを挙げるならば「金沢・笠松ジョッキークラブ」でしょうか。

実はこれ、第1回TCK女王盃出走メンバーの「前走」なんです。

創設当初のTCK女王盃は2月の実施。JBCもまだ始まっておらず、エンプレス杯が真夏のレースだったことを思えば、牝馬のダート重賞路線はまだまだ整備されていなかったんだなぁ、としみじみ思います。

ちなみに、記念すべき第1回のこのレースを勝ったのは笠松のトミケンクイン。その前走は「金沢・笠松ジョッキークラブ」という条件戦でした。それでも単勝24.7倍は、意外につかなかったように感じられます。みなさん、馬券上手なんだなぁ。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/21 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月20日 (日)

インフルエンザは怖い

インフルエンザが全国で猛威を振るっている。皆さんは大丈夫ですか?

この冬ばかりは私も感染するわけにいかない。それは我が家に受験生を抱えているから。もし感染したら家に入れてもらえないことになっている。ゆえに人混みに近づくことも厳禁。この中山開催も、ついに足を運ぶことはなかった。

よってAJCCは自宅でテレビ観戦。すると4角手前から動いたシャケトラが、先頭で坂を駆け上がるやさらにもうひと伸び。フィエールマンが猛然と追いすがるも、もはや届きそうもない。

「おお! 角居先生の復帰祝いだ。しかし戸崎も上手く乗ったもんだなぁ」

TVに向かってそんな声を挙げた私に娘がひと言。「戸崎さんじゃないよ」。

―――なぬ?

なんでも戸崎騎手は昨日からすべて乗り替わっているという。しかも理由を聞けばインフルエンザだというではないか。ありゃあ、それはもったいない。いや、戸崎騎手のままだったら、あんな競馬はできていなかったかもしれない。それは分かる。結果はともかく、風邪ごときで騎乗機会を奪われるのがもったないと感じるのである。ひと昔前であれば、たとえ自覚症状があっても、周囲に黙って乗る騎手がいたかもしれない。そういう意味でも現代のインフルエンザは怖い。

一昨年には高知競馬でも、インフルエンザの感染もしくはその疑いなどにより、騎乗を予定していた騎手7人が騎乗を取りやめるという騒ぎがあった。当時の高知では騎乗可能な騎手は21人しかいない状況。そのうちの3分の1を失うとなれば、開催そのものが揺らぎかねない。

その日の高知競馬の全出走頭数は106頭だった。それを、残された14人の騎手が、5~10回騎乗することで賄ったのである。地方競馬では騎手が1日に騎乗できるレースの数に上限が定められている。高知の場合は8鞍まで。だが、その制限も解除された。松木騎手の10鞍を筆頭に、永森、岡村、上田、赤岡の4騎手が上限を超える9鞍をこなした。ウマはレースごとに入れ替わっても、騎手の顔ぶれはほとんど同じ。ファンも面食らったのではあるまいか。

Tosaki 

移動が多い上に、レース前夜になると調整ルームという密室空間での集団生活を余儀なくされる騎手は、そもそも感染性の病気にかかりやすい職業と言える。そういう意味では、今回のインフルエンザ感染が戸崎騎手ひとりに留まったことは不幸中の幸いであろう。

とはいえ戸崎騎手はツイてない。1回開催7日間で9勝。しかも金杯、フェアリーS、シンザン記念といきなり重賞3連勝を決めた昨年が鮮烈だっただけに、余計にそんな思いが募る。翻って今年の1回開催は3勝に終わった。本人も悔しいに違いない。その思いを他山の石とし、私は家を追い出されぬよう地道な努力を続けることとしよう。戸崎騎手はお大事にしてください。

 

***** 2019/01/20 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月19日 (土)

2000 AJCC マチカネキンノホシ

マチカネキンノホシ(岡部幸雄)

Ajcc2000 

このレースを迎えるまでにキャリア10戦。うち1、2番人気に支持されたことが7回もありながら、勝つことができたのは新馬戦の一度きり———。

「藤沢和雄厩舎のシアトルスルー産駒」

そう聞けばタイキブリザードを連想せずにはいられません。人気先行は仕方のないところでしょう。

朝日杯3歳S、NHKマイルCともに4着した実績からすれば、マチカネキンノホシがA級の能力の持ち主であることは疑いようがありません。しかし、競馬は素質を競うものではなく、結果で競うもの。自己条件を勝って臨んだこのAJCCは、彼にとって文字通りの試金石でした。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/19 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月18日 (金)

2015 菜の花賞 クイーンズリング

クイーンズリング(G.ブノワ)

Nanohana2015 

中山マイルでは圧倒的に不利とされる大外枠の試練をクリアして、後続を2馬身も突き放したレースぶりに、彼女の能力の高さが現れていました。一介の500万特別とはいえ、のちのGⅠ馬のレースを観ることができたと思うと、なんとなくトクした気分になります。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/18 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月17日 (木)

2003 睦月賞 タガノマイバッハ

タガノマイバッハ(安田康彦)

Mutsuki 

如月、弥生、皐月は重賞のレース名に、霜月や師走はオープン競走の名称に使われ、水無月、長月、神無月なども準オープンクラスの競走名として使われているにも関わらず、睦月だけなぜか頑なに1000万条件なんですよねぇ。1月は「ニューイヤー」「初日の出」「迎春」「新春」等々、特別レースのネーミングに困らないという事情があるのかもしれません。

写真は2003年の睦月Sを勝ったタガノマイバッハ。この春、4連勝で産経大阪杯を制するまで出世することになるのですが、その基点となったレースでした。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/17 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月16日 (水)

2003 若駒S リンカーン

リンカーン(武豊)

Wakakoma 

若駒Sは1989年に現在の名称に変更されて今年が30回目(1994年は実施されず)。ちょっと前までは「武豊騎手のレース」と言っても過言ではありませんでした。

1989年のレースをタニノジュニアスでいきなり優勝。以後20年間で17回騎乗して、7勝、2着5回、3着3回。2002年から06年までは5連覇。もちろん同一特別競走の連続優勝新記録。もはや文句のつけようがありません。

しかしこの10年間に限れば優勝はなし。騎乗機会も減ってきました。

ただ、今年は3年ぶりに騎乗馬に恵まれそうな雰囲気。13年越しの若駒S8勝目に期待したくなります。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/16 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月15日 (火)

2015 船橋記念 ナイキマドリード

ナイキマドリード(川島正太郎)

Funabashi2015 

南関東の重賞のうち距離1000mで行われるのは、習志野きらっとスプリントと船橋記念。習志野きらっとスプリントが創設された2011年以降、合計14鞍の勝ち馬は8頭しかいません。つまりそれだけリピーターが活躍しているということ。中でも両レースで5勝を挙げたナイキマドリードは出色の存在でしょう。

同じ舞台で行われたJBCスプリントでも、単勝54倍の評価を覆し、JRAのミリオンディスクやスーニを抑えて2着に好走。船橋の1000mを舞台にした常設のダートグレード競走があれば、ナイキマドリードの名声はもっと高まっていたかもしれません。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/15 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月14日 (月)

2011 船橋記念 ジーエスライカー

ジーエスライカー(坂井英光)

Funabashi2011 

この年の船橋記念はジーエスライカーが2着に3馬身差を付ける圧勝劇。これは現在の1000mになった2006年以降、最大着差です。しかも負かした相手がフジノウェーブ(2007-08年NAR最優秀短距離馬)やナイキマドリード(2010-11年NAR最優秀短距離馬)ですから、決してメンバーが手薄だったわけでもありません。

このレース、翌年からナイキマドリードが4連覇を果たすことになりますが、ジーエスライカーがその後の調教中の故障で予後不良となる不幸がなければ、ナイキマドリードの偉業も達成されていなかったかも……と思ってしまいます。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/14 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月13日 (日)

【訃報】カンパニー

ミラクルアドマイヤの現役時代を知る人はさほど多くはあるまい。1995年生まれのトニービン産駒で、競走成績は3戦して1勝。とても種牡馬になれる成績ではないが、ダービー馬フサイチコンコルドの半弟という良血が買われて種牡馬入りした。2000年の春のことである。

こういう未知の部分大の種牡馬は、期待と心配が隣り合わせだから、交配数はちょっとした評判で激動する。ミラクルアドマイヤの産駒数は、最初の2001年生まれから順に、25頭、18頭、7頭。そして2004年には、わずか1頭にまで減っていた。

激しい淘汰の続く種牡馬の世界。このまま忘れられて、いつの間にか消えて―――のパターンに違いない。ところが、初年度産駒カンパニーが大活躍。ミラクルアドマイヤの評価は急騰し、2004年には171頭もの交配牝馬が殺到した。まさに文字通りの「ミラクル」。そのミラクルに貢献したカンパニーも8歳にして天皇賞とマイルCSを制して種牡馬となり、途切れかけた細い糸はなんとかつながった。

Company1 

前置きが長くなってしまったことをお詫びする。熊本で種牡馬生活を送っていたカンパニーが昨年末に亡くなっていたらしい。17歳と聞けば悲しみも倍化する。同期のキングカメハメハやハーツクライたちは、まだ元気に働いているではないか。

Company3 

個人的なことを書く。昨夏、吉野ヶ里記念を観戦に佐賀に行った際、翌日はそのまま熊本まで足を伸ばしてカンパニーに会ってこようと目論んだ。熊本地震後の様子が気になっていたこともある。しかし、ウルトラカイザーの圧倒的なレースぶりと久留米うどん巡りですっかり満足してしまった私は、そのことをすっかり忘れて福岡に戻ってしまった。今となれば後悔するばかり。会えるときに会っておかねば、二度と会えないこともある。

Company4 

私の愛馬・ポップレーベルはカンパニーの初年度産駒として2013年に道営デビュー。カンパニーの産駒勝利第1号(2013年6月25日)の栄誉を掴み、道営ではあるが初めての重賞勝利(2013年ブリーダーズゴールドジュニアカップ)も父にプレゼントした。こうなったらカンパニーの代表産駒に―――。私がそんな野望を抱いてしまったのも無理はない。

Company2 

とはいえ、いまやカンパニーの代表産駒と言えば、昨年の目黒記念優勝馬で今日の日経新春杯にも出走したウインテンダネスであろう。今日の結果は11着。だが慌てる必要はない。父・カンパニーがGⅠを連勝し、種牡馬入りを決定づけたのは8歳の秋である。ミラクルアドマイヤ、カンパニーと繋いだ細い糸を繋ぐことができるか。ウインテンダネスへの期待は高まる。

 

***** 2019/01/13 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月12日 (土)

2015 初凪賞 サウンドトゥルー

サウンドトゥルー(大野拓哉)

Hatsunagi2015 

小回りの中山ダート1800mは逃げ・先行馬が圧倒的に有利。最後方から直線だけの競馬に徹するサウンドトゥルーは、それまで中山ではまったく結果が出せていませんでしたが、この初凪賞では違いました。いつも通りの最後方待機ながら、4角手前から大外を強気に進出。直線半ばで早くも前を捉えると、瞬く間に2馬身突き放すという完勝劇を演じてみせたのです。

この一戦をきっかけにサウンドトゥルーは一気に本格化。この年の暮れにはホッコータルマエやコパノリッキーを破って東京大賞典を勝つほどに出世しました。冬場のダート競馬は条件戦に新星を探してみるのも悪くありません。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/12 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月11日 (金)

2018 京成杯 ジェネラーレウーノ

ジェネラーレウーノ(田辺裕信)

Keisei2018 

2014年 京成杯⑭着 京成杯AH①着
2015年 京成杯-- 京成杯AH①着
2016年 京成杯④着 京成杯AH④着
2017年 京成杯①着 京成杯AH①着
2018年 京成杯①着 京成杯AH--

「京成杯」における田辺裕信騎手の強さは知る人ぞ知るところ。なにせ冬の京成杯と秋の京成杯オータムハンデに過去5年間で8回騎乗して5勝しているのですから文句のつけようがありません。

さあ、今週末の京成杯で田辺騎手はどの馬に乗るのか―――?

そう思って楽しみにしていたら、なんと田辺騎手の騎乗予定がないではありませんか。ちょっともったいない。「京成杯」の騎乗機会4連勝の偉業は秋に持ち越しです。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/11 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月10日 (木)

1995 京成杯 マイティーフォース

マイティーフォース(松永幹夫)

Keisei1995 

今では懐かしい1600m当時の京成杯に、今となっては懐かしいダイナースの勝負服です。マイティーフォースの父はテンパレートシル。サンタアニタダービー、ハリウッドフューチュリティ、スワップスSなどを勝った名馬ですが、JRAにおける産駒の重賞勝利は、結局この1勝のみでした。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/10 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月 9日 (水)

2017 フェアリーS ライジングリーズン

ライジングリーズン(丸田恭介)

Fairy2017 

前走13着の10番人気馬が、中山マイルでは圧倒的に不利なはずの15番枠から鮮やかな強襲を決めました。しかも2着に下したのは、今やトップマイラーのアエロリットですから、競馬場が静まり返ったのも無理はありません。しかし、過去10年で2桁人気馬が4勝。2着連対も3度あるフェアリーSに、もはや常識は通用しないと言った方が正しいでしょう。今年も波乱必至です。

ちなみにライジングリーズンは今週土曜、フェアリーS当日の中山10レース・初春Sに出走予定。馬が何かを思い出せば、再びの激走があるかもしれません。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/09 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月 8日 (火)

2017 ニューイヤーC ヒガシウィルウィン

ヒガシウィルウィン(森泰斗)

Newyarcup2017 

ニューイヤーカップが行われる浦和1600mは3~4コーナーの途中にあることから、内枠有利は動かしようがありません。―――とここまでは昨日と同じ文面。しかしここからが違います。9番枠を引いたヒガシウィルウィンにとっては、かなりのハンディキャップであったはずですが、ゴール寸前で猛然と追い込んでアタマ差捉えたところがゴール。枠順の不利をはねのけて勝てるあたりが、東京ダービーだけでなくジャパンダートダービーさえも勝ってしまう能力の片鱗だったのかもしれません。

それにしても、昨年はヤマノファイトが勝ち、2013年にはソルテが勝っているように、
近年のニューイヤーカップは見逃せないレースになりつつあります。明日の浦和に注目しましょう。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/08 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月 7日 (月)

2015 ニューイヤーC ラッキープリンス

ラッキープリンス(吉原寛人)

Newyarcup2015 

ニューイヤーカップが行われる浦和1600mは、スタート地点が3~4コーナーの途中にあることから、内枠有利は否定できません。ラッキープリンスの吉原寛人騎手は、1番枠を引いた時点で逃げることを決めていたと言います。結果は2馬身差の圧勝。とはいえこれはのちにダービーを勝つ能力があればこその着差でしょう。枠順だけで勝てるほど競馬が甘くないことも、また事実です。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/07 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月 6日 (日)

金杯の格言

いかに競馬好きとはいえ、私のように元日から川崎競馬場に入り浸るような爛れた正月を過ごす人間は少数派であろうから、多くの競馬ファンにとって新年の競馬は金杯で明けることとなる。(※写真は2013年中山金杯)

Touchmenot 

「金杯で乾杯」の格言通り、金杯当日の競馬場はさながらファンや関係者同士の新年会の風情。私は今年行くことができなかったが、昨日の中山に行った人間に聞けばホープフルSからほぼ1週間というカレンダーにも拘わらず、「金杯は満杯」の格言は相変わらず生きていたらしい。それで入場者数を調べてみたら、昨年の金杯当日の39,690人を遥かに上回る49,313人が入っていた。昨年の中山でこの人数を上回ったのは有馬記念(100,189人)のみ。皐月賞でさえ42,970人であったことを考えれば、行かずとも昨日の中山競馬場の混雑ぶりが容易に想像できる。

それにしても、金杯を観ないと新しい年が始まった気がしないという話は本当だった。そもそも有馬記念やホープフルSも観ていないのだから、私の中では2018年が終わってすらいないのである。

昨日にしても、ウインズ後楽園で馬券を仕入れたまでは良いが、中継まで観ている時間がない。発走時刻が近づいたらラジオで聞くつもりでいたが、気がつくと日が暮れていた。やむなくネットで結果を確認する羽目に。むろん結果はハズレ。こうなると新年会気分もクソない。まるで初日の出に合わせて早起きしようと思いつつも、すっかり寝坊してしまい、仕方なく沈みゆく夕日に手を合わせたようなものか。あまり縁起が良いとは言えまい。早くも今年の馬券成績が心配になってきた。

金杯に関する格言として、「一年の計は元旦にあり」という諺をもじって「一年の計は金杯にあり」という言葉を使う人もいる。おそらく「一年の計は元旦にあり」という言葉の意味を「何事も最初が肝心」と誤解してしまい、「金杯を当てて良いスタートを切ることが大事」と言いたいのだろうが、これは誤用も甚だしい。

「一年の計は元旦にあり」の語源は、中国の「月令広義」に書かれた「一日之計在晨、一年之計在春、一生之計在勤、一家之計在身」の部分で、物事を始めるにあたっては、最初にきちんとした計画を立てるのが肝要であり、一年の計画は年の初めである元旦に立てるべきであるという意味である。

「一年の計画を金杯で立てる」となると、それはいったいどういうことになるのか?

「金杯ハズれちゃったから、今年は馬券を買う額を控えよう」

というのなら、まだ分かるが、

「今年はずっと松岡正海を追いかけるぞ!」

とか

「今年は枠連6-8を買い続けよう!」

などとなってしまったら、その一年の破綻はもう見えている。金杯で一年の計画を立てることなど、しょせん無理。私の個人的感覚では、金杯でほどよい敗北を喫した年の方が、年間トータルでは好成績を収めてきたような気がするのだが、果たしてどうだろうか?

 

***** 2019/01/06 *****

 

 

| | コメント (2)

2019年1月 5日 (土)

2017 迎春S ミライヘノツバサ

ミライヘノツバサ(内田博幸)

Tsubasa 

一昨年の迎春Sを勝ったミライヘノツバサは、近年では珍しくなりつつある青森県産馬です。次走に予定しているAJCCは、42年前に同じ諏訪牧場生産のグリーングラスが勝ったレース。青森の馬産のためにも、ここは頑張ってもらいたいところです。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/05 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月 4日 (金)

2005 中山金杯 クラフトワーク

クラフトワーク(横山典弘)

Craftwork 

横山典弘騎手は中山金杯で現役最多の4勝を挙げています。

2005年のこのレースは、後方4番手の内ラチ沿いからジックリとレースを進め、4コーナーでコーナーワークを利してするすると中団まで進出。直線に向いて馬群がバラけた瞬間を逃さず、内から素晴らしい伸び脚をみせ、2着に1馬身差をつける完勝劇を演じました。これぞまさに「craft work(職人芸)」。アドマイヤリードと臨む今年は、岡部幸雄氏に並ぶ歴代最多の中山金杯5勝目を狙います。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/04 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月 3日 (木)

1999 中山金杯 サイレントハンター

サイレントハンター(吉田豊)

Silent 

昨日は1998年中山金杯を勝ったグルメフロンティアの母の父がファバージであることに触れましたが、翌99年の中山金杯の覇者・サイレントハンターは、母の母の父がファバージ(その父 Princely Gift)です。

サイレントハンターの母系には Princely Gift の血が2系統流れていることから、中山金杯を解くカギは母系の Princely Gift かもしれません。今年の出走メンバーの中ではタニノフランケルの母系に Princely Gift が入ってます。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/03 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月 2日 (水)

1998 中山金杯 グルメフロンティア

グルメフロンティア(岡部幸雄)

Gulumet 

グルメフロンティアの血統を思い浮かべるとき、どうしても父のトウショウペガサスばかりに目が行ってしまいがちですが、母の父のファバージを忘れてはいけません。

父系としてはマイナーですが、母系に入って存在感を増すPrincely Giftの直子。母の父としてはトウショウペガサスのほかに、オサイチジョージ、シャダイカグラ、トウカイローマン、母の母の父としてはトウカイテイオー、サニーブライアン、シャドウゲイトといったGⅠ馬を輩出しています。GⅠ馬ではありませんが、あのツインターボの母系にもファバージの名がありました。

 

★お知らせ★

現在、「競馬茶論」は縮小営業中です。通常記事のアップは日曜夜のみとなりますので、ご了承ください。

店主敬白

 

***** 2019/01/02 *****

 

 

| | コメント (0)

2019年1月 1日 (火)

気が付けば2019年

いつの間にか2019年の幕が開いていた―――。

いつものように馴染みの店にカレンダーを配り歩き、年賀状の投函も早めに済ませ、東京大賞典、東京シンデレラマイル、東京2歳優駿牝馬の3重賞にもきっちり皆勤。厩舎の忘年会にも顔を出して、恒例イベントのラーメンも食べた。だというのに、いまひとつ歳末感が高まってこない。これはいったいどうしたことか。

この先にもっと大きな節目が控えているせいもあるかもしれない。年末のTV特番にせよJRAのカレンダーにせよ、2018年というよりは平成全体を振り返る企画が目立った。30年続いた時代の終わりを間近に控えた今、1年の終わりなどたかがしれている。4か月後の「平成の大晦日」に自然と意識が向いていたとしても不思議ではない。

そんなことを感じていたのは、実は私だけではないようで、暮れの大井でも競馬記者やカメラマンから「なんか年末って感じがしないんだよなぁ」という言葉を多く聞いた。

こうなると原因はホープフルSにもあろう。有馬記念から1週間後にまだJRA開催がある。しかもそれがGⅠだったりする。そのスケジュールに体内カレンダーが馴染んでない。東京大賞典になってようやく「あれ? もう大賞典だっけ?」と気付き、東京シンデレラマイルで「やばい、おせちの予約をしてない!」と慌て、東京2歳優駿牝馬に至って「もう間に合わないから、おせちは明日買えばいいか」と諦めた。

しかし元日からおせちを売る店などそうそうない。ここはどうか、あそこはどうかと悩むうち、ラゾーナ川崎が営業していることに気が付いた。んで行ってみたら、まあ、元日から買い物客でたいへんな賑わいですよ。なぜ福袋ごときに、あれほどの人が群がるのか。

ともあれ無事におせちを仕入れたのち、当然のごとく川崎競馬場へ。昨夜年末の御挨拶を済ませたばかりの人たちに会っては新年の御挨拶を繰り返す。これも新年の慣わし。それが終われば例のごとく馬券の時間に突入する。なにせ手元には3日分の日刊競馬。これも正月特有の光景であろう。この競馬新聞の束と満員のスタンドを見て、じわりと正月感が湧いてきた。

Shinbun 

あとは家に帰っておせちをつつきつつ、届いた年賀状でも見ることにしよう。しかしそのおせちの箱に「本日中にお召し上がりください」と書いてあるのを見て愕然とした。おせちは三賀日に食べるもの。冷蔵庫などに入れなくとも日持ちするように作るのが常識ではないのか。だから亡くなった私の母は日持ちの良い順に12月半ばからおせちの仕込みを始めていた。それを手伝うごとに押し詰まる年の瀬を実感したものである。そんな点景がなくなったことも歳末感喪失の一因に違いない。それにしても、二段重のおせちを今日中に食べ尽くすのは、さすがに無理があるなあ。ともあれ、みなさま今年もよろしくお願いいたします。

 

***** 2019/01/01 *****

 

 

| | コメント (0)

« 2018年12月 | トップページ | 2019年2月 »