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2018年7月21日 (土)

餃子と枠連

酢で溶いて薄く伸ばした辛子の上からを醤油をなみなみと注ぎ、そこにラー油を2、3滴落として“今日のタレ”が完成すると、タイミング良く餃子の皿と茶碗に盛られた白飯、そして香の物の小皿が運ばれてきた。

いつも変わらぬ至福の時であるはずなのだか、今日はちょっと違う。銀座『天龍』の狭いテーブルに並べられた餃子や白飯たちを、あらためて見渡してみた。

Gyoza 

先日、TV番組に出演していたとある中国人タレントが「“餃子ライス”なんてメニューは中国では考えられない」と言っていたのである。餃子はあくまで点心であり、点心である以上、白飯と一緒に食べるべきものではないのだという。

おそらく正直な発言なのだろう。ここ『天龍』でも、白飯を頼めば必ず香の物が付いてくるが、実は「白飯はこれをオカズに食え」という店側のメッセージなのかもしれない。もし海外で日本蕎麦はジャムを付けて食うスタイルが一般化していたりしたら、きっと我々はえもいわれぬ違和感に違いない。件のタレントさんはそういう思いをしているのかもしれない。

とはいえ、たっぷりのタレを纏った餃子を一度白飯の上に置き、ひと呼吸おいてから一気にかぶりつく餃子ほど旨いものはない。餃子から溢れ出た肉汁とタレとが程よく染み渡った白飯の味わいに勝るものを他に私は知らないのである。

そんなこんなで餃子1.5人前完食。また太るな、こりゃ。

店を出てウインズ銀座へ。

明日の中京記念は枠連で勝負。七夕賞、函館記念と波乱が続き、馬連ではとても的中できないと悟ったところで、初心に帰ろうと決心した。

Somewake 

現在のような8枠制が採用されてから55年が経つ。

政府の「公営競技調査会」が1963年に出した答申において、「射幸心を煽る」という理由から各公営競技で発売されていた連勝単式を制限し、1、2着の順位を問わない連勝複式を採用する方向が示されたことが、現在の枠連発祥の起源となる。

枠色の利点は買った馬が一目でわかることだろう。競馬アナウンサーの多くも「馬の確認に一番役立つのは帽色」と話す。だが、かつての主力商品だった枠番連勝も、高配当の出やすい馬券種に押され気味。平成元年には馬券売上の90%以上を占めていたシェアが、最近では3%をわずかに超える程度と知れば思わずのけぞる。「友引」「代用」「ゾロ目」といった、枠連に特化した用語ももはや死語になった。平成最後の夏が過ぎてゆく。

 

***** 2018/07/21 *****

 

 

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