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2017年11月 3日 (金)

真島大輔騎手がJBC制覇

JRAのGⅠシリーズは雨に祟られっぱなしだけど、今日のJBCデーは見事な秋晴れ。大井関係者の日頃の行いの良さが実を結んだに違いない。ラチ沿いには名前の分からぬ、しかし可憐な一輪が祭典に華を添えている。

Sky 

レンズが壊れていてもそこは「地方競馬の祭典」。しかも、この天気では行かぬ言い訳もできない。出走馬主さんにお誘いをいただいたこともあって、昼前からいそいそと大井へと出かけた。

しかし「地方競馬の祭典」と言ってみたところで、どうせ主役はJRA所属馬だろ、というやっかみにも似た思いはぬぐい切れない。今年はスプリントで浦和のブルドッグボスと船橋のキタサンミカヅキが人気を集めているが、彼らにしてもこの春まではJRA所属だった。地方生え抜きの馬が勝たないで、「地方競馬の祭典」と言えるのか?

―――なんてぶつぶつ言いながら見ていたら、なんとなんと大井生え抜きのララベルがレディスクラシックを勝ってしまった。真島大輔騎手はダートグレード初制覇がJpnⅠだから凄い。アウスレーゼのトゥインクルレディー賞で重賞初勝利を挙げ、ショウリダバンザイの桜花賞でクラシック初制覇を飾った「牝馬の真島」なら、JpnⅠ初勝利がJBCレディスクラシックになったのも自然の成り行きであろう。

Majima 

だが、その記念すべきシーンは、見慣れた「胴紫・黄山形一本輪、袖黄」ではなく吉田照哉オーナーの馬主服で達成されてしまった。そんな細かいことを気にしているのは私ひとりだろうから、これについてはもう触れない。ともあれ快挙である。なにせJBCは内田博幸騎手も戸崎圭太騎手も手にしていないタイトル。その晴れの表彰式は、大井を根城にする人間としてぜひ間近で見届けなければならない。それでカメラマンたちの背後で見ていたら、最初は十数人はいたはずのカメラマンが表彰式の途中にポツポツとその場を離れていくではないか。ついに私を除けば競馬場の広報担当者2~3人だけになってしまった。もちろんまだ表彰式は続いている。

「地方馬が勝ったからか? 地方の祭典だろ!?」

私が怒りを漲らせていると、表彰台の後ろを駆けて行く馬の姿が見えた。表彰式の真っ最中だというのに、JBCスプリントの出走馬たちの本馬場入場が始まってしまったのである。カメラマンたちはこれを撮りに行ったのであろう。

今年のJBCはレース間隔が短かった。京都のファンタジーSの発走が15時35分。IPATの発売終了時刻が17時11分。その間に3つのレースを埋め込むには、レディスクラシック15時45分、スプリント16時25分、クラシック17時10分。このパターンしかない。レディスクラシックからスプリントの間は40分。普段と変わらぬこのレース間隔で、口取り、表彰式、馬場入りを済ませなければならない。わずかなアクシデントが命取りになる―――。

誰もがそれを心配していたのに、よりによってレディスクラシックが審議になってしまった。しかも審議対象馬が1位入線のララベルで、被害馬が2位入線のプリンシアコメータだから当然長くなる。結果、到達順通りの確定だから真島騎手もホッと胸を撫で下ろしただろうが、これが原因で口取りと表彰式が押しまくった。カメラマンが消えてしまったのは、自業自得だったということになる(笑)

Hyosho 

それにても、次の快挙は大輔のいつもの勝負服で達成して欲しいなぁ。あ……、言っちゃったcoldsweats01

 

***** 2017/11/03 *****

 

 

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コメント

ひろんさま

馬主服の使用はHPでちょこっと告知されるだけで、当日の競馬場ではアナウンスがありません。お客さんも混乱していました。主催者側もこの件には、なぜかあまり関わりたくないようですwobbly

投稿: 店主 | 2017年11月 6日 (月) 07時21分

はい、次は大輔騎手の勝負服での制覇をみたいですね。私も、その一人です。

投稿: ひろん | 2017年11月 5日 (日) 19時59分

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