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2017年9月10日 (日)

千葉のウエスト

中山競馬場の脇を通り過ぎて、今日も千葉の八街方面へ。競馬場も混んだようだが、好天の日曜とあって帰りの高速道路も混んでいる。18時の時点で、京葉道路は花輪を先頭に市原までずーっと渋滞中。いつものこととはいえ、これではいつ東京に着けるのか分かったものではない。

一向に進まぬ高速道路に見切りを付け、貝塚で降りてみた。前から行ってみたい店があったのである。東金街道を千葉方面へ。間もなく左手に『ウエスト』という大きな看板が見えてきた。

Mise 

福岡在住の方には説明の必要はあるまい。九州北部を中心に店舗を広げる老舗のうどんチェーン。やわらかくて滑らかな博多特有のうどんを気軽に食べることができると、博多っ子の人気を集めている。実は先日小倉に行った際に、現地のお店を訪れたかったのだが、残念ながら時間と胃袋の空きが足りなかった。

ところがそれが千葉でも味わえるのである。渋滞に無駄な時間を費やすくらいなら、ゴボ天うどんを食べていた方がずっと良い。せっかくなので丸天も別皿で取ってみた。さあ、いただきます。

Udon 

うどんは期待通り。ふんわり柔らかく、喉越しはツルリと爽快。

アレ?と思ったのはダシである。いや、厳密にはダシが悪いのではない。問題はこの白いネギ。以前、博多で食べた『ウエスト』のうどんは間違いなく青ネギだった。なぜ同じものを使わないのだろうか。アジコとイリコをふんだんに使い「五島灘の塩」で味を調えた―――と謳うこだわりのダシも、この白ネギのせいで安っぽい駅の立ち食いそば屋のように感じられてしまう。

関東の『ウエスト』各店舗では、「うどん」ではなく「そば」をウリにしているようだ。冒頭の店の看板で、「博多うどん」より「生そば」の文字の方が先に書かれているのもその証であろう。関東人の嗜好をリサーチした上での経営判断であろうか。ちなみに、そばを注文すれば3玉まで増量無料らしいが、うどんにそのサービスはない。

そのかわりにメニューには「替え玉」の記載がある。もちろん有料。なんとなく悔しいのでそれを頼むと、こんな器で運ばれてきた。

Kaedama 

「替え玉」と言うからには、麺のみが湯を切った状態で入っているのだろうと思ったのだが、この器には控えめながらもダシが張られている。ということは実質的にかけうどんではないか。ここに丸天を載せたら、丸天うどんになるぞ!

で載せてみると……。

Futa 

フタです(笑)

でも結果的にこっちの方が美味かった。白ネギが入ってないですからね。

店内のメニュー表示もそばが中心で、うどんは裏面に追いやられている。関東の『ウエスト』は蕎麦屋さんであった。そんな事情があの白いネギを使わせているのかもしれない。いずれにせよ、うどん好きにとっては肩身の狭い話。果たしてあれで「博多うどん」を名乗れるのだろうか。客にそんな心配をさせないで欲しい。

 

***** 2017/09/10 *****

 

 

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