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2017年8月12日 (土)

善哉さんの関屋記念

近所のコンビニで夜食を物色していたら、こんな光景が飛び込んできた。

Zenya1 

ぜんや―――。

競馬関係者にとって見過ごすことのできぬ三文字に違いない。日本国内のみならず、今や世界に冠たる社台グループの創設者にして、吉田照哉、勝己、晴哉、3兄弟の父、吉田善哉。その人物を連想せずにいられないはずだ。もちろん私もその一人なので、この陳列棚を目にした以上、無視して通り過ぎることはできぬ。

明日8月13日は吉田善哉さんの命日である。

正確には今から24年前の1993年8月13日。となれば、最後に見届けたであろう重賞レースは8月9日に行われた関屋記念に違いない。勝ったのはマイスタージンガー。社台ファーム産のスリルショー産駒で、蛯名正義騎手を背に1分33秒7で逃げ切ってみせた。その2年前はニフティーニース。そのまた2年前はミスターブランディ。当時の関屋記念は吉田善哉さんのお得意様だった印象が強い。

奇しくも明日は新潟で関屋記念が行われる。出走馬に社台グループの生産馬はたくさん名を連ねているが、敢えて一頭に絞るならダノンリバティであろう。4代母のスカーレットインク(1971年生まれ)は、善哉さんが喉から手が出るほど欲しがった牝系の一頭。ノーザンテースト、そしてサンデーサイレンス。スカーレットインクから始まるボトムラインには、善哉さんの執念が凝縮している。

この一頭の牝馬から誕生した名馬の数はダイワメジャー、ダイワスカーレット、ヴァーミリアンといったGⅠ馬を手始めに十指に余る。米国血統らしく、なによりダートに強い。

同じ一族のダノンリバティも例に漏れずダートをこなすが、芝も苦にしないのが特徴。新潟は芝ダート合わせて(2,3,0,0)の鬼である。思い返せば、昨年の関屋記念2着馬。もうあと一歩、例えば善哉さんの一押しがあれば、勝ち負けに持ち込めるのではないか―――。

そんなことを考えながら、カップ麺「ぜんや」にお湯を注いで3分経つのを待った。

Zenya2 

なんでも埼玉の新座にある人気店『ぜんや』の監修商品らしい。ホタテや昆布の旨みが溶け出たスープに、生姜の風味が効いている。カップ麺にしては味にキツさがなく、なるほど美味しい。こうなるとお店を訪問してホンモノの味を食べてみたくなるもの。浦和開催のついでに立ち寄るという手はあるが、浦和の重賞は来月までない上に、そもそも水曜日が定休日なんだそうだ。残念。

 

***** 2017/08/12 *****

 

 

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