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2017年7月 4日 (火)

台風3号接近中

台風3号が日本列島に上陸。東京も夜になって雨が降りだした。

こりゃあ明日のスパーキングレディーカップはヤバいかも……と、慌てて南関競馬のサイトを覗いてみれば、なんと既にスパーキングレディーCは明後日の木曜日に行われることになっているではないか!

Bangumi 

こいつは手回しが良い。さすが川崎競馬場だ。なにせ2002年のスパーキングレディーCでは台風6号の影響をモロに受けた。競馬開催は中止。スパーキングレディーCのみ翌木曜に順延である。そんな経験があるから、今回はも早目に手を打ったのだろうか……。

ーーーなんて話があるはずはなく、この日程はもとから決まっていたもの。普段なら水曜が重賞開催日であるのに、今週に限り木曜に重賞が行われることは、既に春先から発表されていた。理由はJRAのネット馬券発売システム・PATのシステムメンテナンス。いまやPAT抜きに南関東の重賞は成り立たない。そういう意味では、システムメンテナンスは台風に匹敵する破壊力を持つ。

それにしても東京は雨ばかり。むろん梅雨だから仕方ない。

「梅雨どきに牝馬の体調を保つのは大変。一晩で調子がガラッと変わる」

そんな話を厩舎関係者からよく聞かされる。女性ホルモンの繊細な働きが、気温とか気圧とか湿度の微妙な変化に影響を受けるのかもしれない。そういえば我が家の家人も梅雨どきは怒ってばかりいる。気象に気性が左右されるのなら、馬も人も同じであろう。私などは、てっきり洗濯物が乾かなくてイライラしているのかと思ってた。それがまた家人を怒らせる。

ともあれ、そんな難しい季節でありながら、狙ったレースにピタリと照準を合わせて出走させる陣営の努力は半端ではない。ゆえに梅雨どきの装鞍所は、ピリピリと殺気立っている。牝馬だけのレースならなおさらだ。なにせ川崎には牝馬限定重賞が多い。エンプレス杯、関東オークス、スパーキングレディーカップ、ローレル賞、そしてロジータ記念。川崎に牝馬限定重賞が多い理由の一つとして、古くから多くの名牝が活躍してきた歴史が挙げられる。

1951年のオークスを勝ったキヨフジはもともと川崎でデビューを果たした。中央競馬の歴史上、初めて地方出身のクラシックホースとなったことでも知られる。また、南関史上最強の牝馬ロジータは、1989年に牝馬として初めて南関東三冠競走(羽田盃、東京ダービー、東京王冠賞)を制しただけに留まらず、川崎記念や東京大賞典など南関東のビッグタイトルを総なめにした。ホクトベガが後続を18馬身も突き放した1995年のエンプレス杯はもはや伝説になっているし、白毛のアイドル・ユキチャンが、2008年の関東オークスで白毛馬初の重賞制覇を果たしたことは、まだ記憶にも新しい。

Sparking 

スパーキングレディーCは今年で21回を数えるが、JRAとの交流重賞になったのは2年目から。そのレースを勝ったのは地元南関東のホクトロビン(父・ブランコ)だった。ホクトベガを彷彿とさせる大捲りでJRAのシルクフェニックス以下を一蹴。しかし、JRA在籍経験を持たぬ生粋の地方馬の勝利は、ホクトロビンを最後に途絶えている。地方馬の奮起を期待したい。台風は明日の朝には抜けてくれそうだ。

 

***** 2017/07/04 *****

 

 

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コメント

蒸し暑い雨だけは勘弁して欲しいですねbearing

投稿: 店主 | 2017年7月 5日 (水) 09時22分

店主様
今晩は。木曜日はプリンセスバリューの可憐な尊顔とララベルの迫力ヒップ・健気なタッチちゃんを応援しに参じます。道悪ならプリンセスバリューにも望みがあった気もしますが(´ω`)見に行く側としては晴天が良いですね。。。はい。

投稿: すかどん | 2017年7月 5日 (水) 02時06分

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