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2017年6月 8日 (木)

誤植の魔の手

まずはこちらをご覧いただきたい。

【6月4日付スポーツ報知公式サイト】

http://www.hochi.co.jp/horserace/20170604-OHT1T50241.html

0604 

最終行に「重賞2勝目ゲットなるか」とあるが、クラリティスカイは既に重賞を2勝(いちょうS、NHKマイルカップ)してなかったか。

 

【6月5日付スポーツ報知紙面】

0605 

サトノダイヤモンドが菊花賞のあとに有馬記念を勝ったという記憶は、私の思い込みなのかもしれない。

 

【6月6日付スポーツ報知紙面】

0606 

東京ダービーが行われたのは昨日。「7日」です。

 

【6月7日付スポーツ報知紙面】

0607 

おとといも書いたように、的場文男騎手は昨年まで東京ダービーに計35回の騎乗経験があった。だから今年は「36回目」のはず。ただし、この1年の間に私の知らないところでコッソリ「東京ダービー」という名のレースが行われていたのだとしたら、話は別である。

 

―――と、まあこんな具合。もちろん新聞に限らず印刷物に誤植はつきもの。「印刷物に誤植あり」とさえ言われる。出版に携わる人々が自戒を込めて言い伝えた言葉。ともあれ、誤植を完全に無くすことが無理なことは重々承知。だが、同一媒体で4日連続。しかもすべて競馬絡みとあっては、さすがの私も黙ってはいられない。

ただいま、本日付のスポーツ報知を広げて誤植の有無を確認中である。仮に5日連続となれば、ジャイアンツの13連敗にも匹敵する痛恨事であろう。

ちなみに「誤植」とは誤字のこと。かつて新聞や出版物が鉛活字の版組みによって作られていた頃、「誤った活字を植えること」を略して「誤植」と呼んだ。印刷の世界から活字が消えた今でも、用語としては「誤植」が幅を利かせている。その魔の手は新聞や出版の世界に留まらず、ゼッケンの馬名にまで触手を延ばすからタチが悪い。写真は浦和のパンパカパーティ。

Pakapaka 

とかく人は間違いやすいものだ。文章には言葉づかいの癖、思い込み、誤認の類が絶えずつきまとう。それに抗うには校閲を繰り返すしかない。

特に競馬に関する校閲は手間がかかる。誤字脱字や矛盾する表現のみならず、血統や成績にまで目を光らせなければならないからだ。たとえ小さな間違いでも、それが予想に影響したと言われれば、最終的にお金の問題になってしまう。私もどれだけ苦労されられてきたことか。

だから敢えて言う。競馬マスコミに携わる人間がそれを知らぬはずはない。であれば、的場文男騎手のダービー通算騎乗回数を間違えたりするとは思えぬ。だって、記事の左隣に掲載された的場騎手の東京ダービー成績表を数えれば済む話じゃないですか。ためしに数えてみたが、きっちり「35」であった。百歩譲って的場騎手本人が「今年が37回目」と発言したのだとしても、それをチェックし、必要に応じて修正するのがプロのメディアの仕事である。

ここまで書いてふと思った。

昨日付のスポーツ報知からもうひとつ。門別10レースの出馬表に添えられた予想では、ブリリアントアリスに本命の◎の印が付いていた。それに気をよくして大井ふるさとコーナーに足を運び、単勝馬券まで買ったものの結果は3着である。

よもや……。

Yosou 

この予想の印も誤植だったのではあるまいな……。

 

***** 2017/06/08 *****

 

 

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