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2017年6月10日 (土)

米国に刻まれる「ヨシダ」

5月に入ってから先週まで、東京競馬場では5つのGⅠレースと、2つのGⅡレースが行われたわけだが、その勝ち馬はすべてノーザンファームと社台ファームの生産馬で占められている。

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内訳はノーザンがGⅠ4勝にGⅡ1勝。社台がGⅠとGⅡをそれぞれ1勝ずつ。いまさらなかがら、吉田兄弟の凄さに感服する。日本中が注目するダービー当日も、東京競馬場で行われた12レースのうち、実に9レースで吉田家の馬が勝った。

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そんな吉田家の名は、もちろん海外にも知れ渡っている。それを象徴するのが、現在米国の芝路線で活躍する「YOSHIDA」だ。

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人の名前ではない。れっきとした馬名。一昨年のセレクトセールで、米国ウィンスターファームが9400万円で落札したハーツクライ産駒である。プリークネスS当日のピムリコ競馬場で行われた準重賞・ジェームズ・マーフィーS(芝1600m)を4馬身差で圧勝したばかり。現地のサラブレッド・デイリー・ニュース紙も、「ライジングスター」との表現で将来性を高く評価している。

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人物の名前を馬名に使うことは珍しいことではない。ニジンスキーやヌレイエフ、古くはネアルコやリボーなども、人の苗字からとった名前だ。今をときめく種牡馬の「フランケル」にしても、ペイザバトラーでジャパンカップを勝った名伯楽、ロバート・フランケル調教師にちなんで名付けられている。

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件のハーツクライ産駒を「ヨシダ」と名付けることについては、事前にウィンスターファームから吉田勝己氏に連絡があったそうだ。その申し出を勝己さんは快諾。なによりウィンスターファームとは善哉さんの代からの長い付き合いがある。ウィンスターファームも、セレクトセール参入の理由を尋ねられて「米国における吉田家の投資に報いるため」と答えていた。そういう意味では、勝己さんというよりは善哉さんからの命名と受け止めるべきなのかもしれない。なによりそのほうが強そうに感じる。

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注目のヨシダの次走は7月8日のベルモントダービー招待S(GⅠ・芝2000m)。果たしてシーザリオ以来12年ぶりとなる日本産馬による米GⅠ制覇は為されるのか。ベルモント競馬場に善哉さんの名が刻まれるかもしれない。

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***** 2017/06/10 *****

 

 

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