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2017年5月 8日 (月)

憂鬱な月曜日

今年のゴールデンウィークは雨を見なかった。東京はずっと晴天。それで調子に乗って、やれ大井だ、船橋だ、府中だと競馬場に通い詰めたのがいけなかったのであろう。知らぬ間に体調悪化の下地は整っていた。

Tokyo 

悪いことに、そこへ人身事故によるダイヤ乱れが重なる。曜日別の統計では、もっとも自殺が多いのは月曜日らしい。ならば5連休明けの今日は推して知るべし。一向に動かぬ満員電車の車内で、脂汗をかきはじめた時、オノレの体調の異変に気付いた。

暑さも原因かもしれない。思えば、今年の桜は遅かった。それを取り戻そうかといわんばかりの夏日の連続。例年私は6月に入ると体調を崩すクセがある。本格的な暑さの到来にダービーの疲労が重なるせいだと思う。ならば、いまの状況は似たようなものだ。

この文章を書いているのは、実は翌火曜日である。まあ、お医者のお世話にもならず、薬を飲むこともせず、ひと晩しっかり眠ったら体調は元に戻ったのだから、心配するほどのことはない。だが、昨夜(月曜の夜)はホントにキツかった。死ぬんじゃないかと思ったほど。「もう少しでダービーなのにそれが見れないのは残念だなあ」とか、「死ぬなら来月の社台のツアー行ってからが良かったなー」なんていう思いが、布団でうずくまる私の脳裏を行ったり来たりした。とはいえ、私の中ではこれも季節の風物詩。今年はひと月早かっただけだ。

逆に言えば、不意に風邪を引くことはほとんどない。最後にインフルエンザに罹患したのも20年くらい前のことではないか。バカは風邪を引かないと言うけれど、まさにその典型であろう。

年に一度の人間ドックを除けば、取り立てて健康に注意を払うこともしない。食事も好きなものを好きなだけ食べる。それで検査結果は20年以上「概ね良好」なのだから不都合はない。ちなみに「概ね」のエクスキューズが付く原因は、言わずと知れたメタボである。だが、そんなものは政治家が勝手に決めたこと。知ったことではない。

どうも私は、健康や寿命は自然に任せるしかないと考えているフシがある。自分の努力でそれを劇的に変えられるとは思っていないらしい。

日本は相変わらずの自殺大国だが、自殺を試みる人が減らないのは、健康や寿命を自分の意志でコントロールできると考える人が増えたせいではあるまいか。私はひそかにそう疑っている。気が付いたらこの世に生まれていたのだから、気が付いたら死んでいた。私はそれで構わないのだか、現代人はそうは思わない人が多いらしい。私は自分がいつ、どんな理由で死ぬのか、皆目見当がつかないし、知ろうとも思わぬ。

月曜日が憂鬱という意見は総論として理解できなくもない。だが、競馬ファンにしてみれば、新たな競馬の始まり。なにせ「週末の競馬は月曜日に始まる」のである。南関東なら新たな開催の初日。ささやかな楽しみではあるけれど、おかげで今日も私は生きている。

 

***** 2017/05/08 *****

 

 

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