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2017年5月12日 (金)

千葉セリ晴天ナリ

「社台が何かやるときはいつも晴れる」

古くから馬産地で言い伝えられる都市伝説が、今年の千葉セリでも真価を発揮した。厳密には、千葉セリは社台が主催するイベントではないのだが、その運営に深く関わっていることは否定しようがない。ともあれ絶好のトレーニングセール日和。日焼けや熱中症には注意が必要だ。

Sale 

一昨年はムーンレディ13が1億9000万円で落札された。昨年ならダンスパートナー14が注目を集めた。しかし今年の千葉セリには、彼らに匹敵するような超目玉を見つけることはできない。となれば自然と公開調教の比重が増す。スタンドから一頭一頭の動きを見つめる関係者の視線は、例年にも増して鋭い。

上場馬は2頭がひと組となって向こう正面をスタート。ゆったりとしたキャンターから徐々にスピードを上げて行き、2ハロン標識から計測開始。全速力で直線を駆け抜けたあとは、1コーナーから2コーナーに向かって徐々に速度を落とし、向こう正面で常足に戻す。その間2分弱。調教師はそれをずっと双眼鏡で追っている。決して目を離さない。

調教師にもよるのだろうが、タイムはあまり気にしていないようだ。私の前に座るGⅠ常連の調教師を見ている限り、アナウンスされるタイムをメモしている様子はない。それよりも加速やコーナーリングのスムースさ、走るフォーム、騎手のアクション。そんな数字に表れない部分のチェックに余念がないように見える。私のように、ゴール過ぎたらすぐにタイムをメモしなきゃ!って、ボールペンを片手に手元の出馬表に目を落としているようじゃダメですね。

1番時計はリミッターブレイク2015(#23)が叩き出した23秒4-11秒0。メイショウボーラーの牝馬で、950万円(税別)で落札されている。ちなみにお姉さんのノットフォーマルも3年前のこのセールで落札され、フェアリーSを勝って千葉セリ出身馬として初のJRA重賞ウイナーとなった。

23 

最高値を記録したのはコイウタ15(#20)で4100万円。上場馬中唯一のGⅠ牝馬に新種牡馬ロードカナロアの組み合わせで、25秒5-11秒7の時計は正直平凡だが、配合的には爆発的なスピードを秘めていてもおかしくはない。

20 

それにしても暑かった。晴天はありがたいのだが、スタンドに日陰がないので、本気で熱中症を心配しなければならない。毎年のことだというのに、今年も上着を羽織って出かけてしまった。自宅を出るのが明け方なので、その涼しさについ油断してしまうのである。なので、来年のためにブログに刻み込んで己への戒めとする。きっと来年も快晴であろう。

 

***** 2017/05/12 *****

 

 

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