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2017年4月27日 (木)

新緑賞の緑帽

先週土曜の東京9レース・新緑賞の話を再び書く。

春の東京開幕週の3歳500万条件。芝2300mという舞台設定から、古くはサニースワローやリアルバースデーが、近年でもハギノハイブリッドがここを勝ってダービーの舞台へと向かっていった。

Capoti 

しかし私が注目するのはそこではない。2010年ブレイクアセオリー、12年カポーティスター、14年ハギノハイブリッド。いずれも6枠緑帽で勝っているのである。ほかにも13年と16年で6枠が2着。7年で5連対は凄い。そこは「新緑賞」たる所以か。そこで6枠総流しの馬券を買ってみた。

最近はすっかりマイナーな存在になった枠連だが、競馬初心者が買いやすい馬券として、今も独特の存在感を漂わせている。レース観戦において、初心者が真っ先に戸惑うのが、自分の買った馬を見失ってしまうこと。勝負服で判断ができるようになるまでは時間がかかるだろうし、密集した馬群の中で、ゼッケン番号を視認するのは実況アナウンサーでも難しい。

だから枠連。自分が買った馬は、騎手の帽子の色で判別がつくから、レースが追いやすい。しかも代用的中というオマケも期待できる。

「枠番」というシステムのない欧米では、勝負服と同じように、馬主に帽子の色を決める権利がある。我が国でも、かつては枠とは無関係に馬主独自の色を用いていた。

帽色が採用されたのは、戦後の4枠制から5枠制を経て6枠制に移行した1957年のこと。この時の色は、1枠から白、赤、青、緑、黄、水だった。配色の根拠となったのは、「一白・二黒・三碧・四緑・五黄・六白・七赤・八白・九紫」の「九星」とされる。さらに1963年の8枠制移行に伴い、7枠の茶、8枠の黒が追加されたが、「茶色は見にくい」という大井のファンの声がきっかけとなり、色相学の専門家などの意見を基に現行の配色に落ち着いたという。オレンジとピンクという蛍光色は確かに見やすく、結果それを中央競馬がマネる形となった。

さて、緑帽が圧倒的に強いはずの新緑賞を勝ったのは1枠のビービーガウディで、2着は4枠ミッキーロイヤルであった。残念。でも、かつてなら4枠は緑帽だったから当たっていたのに……、なんてアホなコトで真剣に嘆いているようだから、馬券が当たらないんだよなぁ。

 

***** 2017/04/27 *****

 

 

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