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2017年4月16日 (日)

時計

皐月賞の「時計」がべらぼうに早かった―――。タイトルからしてそういう話かと思われるかもしれないが、そうではない。部屋の壁掛け時計が遅れるようになった。数分ならともかく、1日に1時間も遅れるようでは使い物にならない。電池を替えてみてもダメ。社台コーポさんから貰ったものなので、捨てるのも忍びない。かといって専門業者に修理に出せば、新品を買うより高くつく。それで意を決して自分で修理することにした。

Clock1 

文字盤のそれぞれの数字の位置には、種牡馬たちの立ち姿が描かれている。「3」はシンボリクリスエス。「6」はキングカメハメハ。「9」はハーツクライ。そして「12」がディープインパクト。重要な数字にはエース級の種牡馬が配され、それ以外をゴールアリュールやファルブラヴらが固めている。ゆえに我が家では「5時」のことを「ネオユニヴァース時」と言ったり、「8時半」は「ゼンノロブロイ時半」と言っている……はずはない。普通に「8時半」です。

Mejar 

中でもダイワメジャーは中央にデカデカと描かれているから、きっとこの時計をいただいたのはダイワメジャーが種牡馬入りした2008年であろう。ということは丸9年稼働したということになる。それだけ働いてくれたのだから故障も仕方あるまい。

Hands 

交換用のクオーツムーブメントを求めて渋谷まで出かける道すがら考えた。レーヌミノルがNHKマイルではなくオークスへ向かうことが発表されている。その理由が興味深い。NHKマイルだと中3週になるわけだが、それでは短いというのである。もちろん距離や相手関係も考慮したはず。それでも第一の理由に挙げられたのはローテだった。

Parts 

その発表が皐月賞の前になされたことに私などは意図を感じる。ファンディーナの動向にも、牡馬と牝馬の力関係も関係ない。あくまで馬の調子を優先しての判断。皐月賞の結果が出てからの発表では、余計な詮索をされかねない。

ダイワメジャー産駒の桜花賞馬がオークスに向かうというシチュエーションを、我々は歓迎すぶべきであろう。2008年に種付けを開始して以来、ダイワメジャーの産駒は6世代がデビュー。JRAでは重賞を25勝しているが、そこに1800mを超えるレースは含まれていない。唯一の1800m戦にしてもカレンブラックヒルの小倉大賞典で、それを除けば全て1600m以下である。果たして距離は持つのか、あるいは持たないのか。挑戦してみぬことにはわからない。競馬の歴史は血の限界に挑み続けた歴史でもある。

Clock2 

距離の壁ほど高くはなかったが、東急ハンズさんの協力も得て、時計は皐月賞のパドック周回中に無事に息を吹き返した。一件落着。渋谷は人でごった返していたが、TV画面で見る中山競馬場もさすがに混んでましたね。お疲れ様でした。これで中山は秋までお休みだ。

 

***** 2017/04/16 *****

 

 

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コメント

どとう様

ムーブメントはネットでも買えます。この時計は毎正時にディープインパクトのいななく声がスピーカーから流れる仕組みになっていたのですが、その機能は捨てざるを得ませんでした。でも、うるさかったのでちょうど良かったのですけど……coldsweats01

投稿: 店主 | 2017年5月11日 (木) 07時40分

うちにも進みが遅くなった壁掛け時計がいくつもあるのですが、中身を取り換えたことが無くてそのままになっていました。
でも今回のお話で自分でやってみようと思います。
それにしても種牡馬時計めちゃくちゃかわいいですね!

投稿: どとう | 2017年5月10日 (水) 18時05分

先週までとまるで違う馬場状態でしたから。
500万で1分58秒台は速すぎます😞

投稿: 店主 | 2017年4月17日 (月) 20時07分

皐月賞は、やっぱりディープ産駒でしたねw

混戦の時、やっぱり迷ったらディープか〜〜。

投稿: tsuyoshi | 2017年4月17日 (月) 13時58分

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