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2017年3月28日 (火)

開花を待ちきれず

夜桜見物から深夜に帰宅してそのまま寝入ってしまった。実際にこれを書いているのは付日の翌朝。いやあ、眠い。

Sakura 

この寒さの中、夜に、屋外で、冷えたビールを飲むなんて、まともな人間のやることじゃない。しかも桜なんてほとんど咲いちゃいないじゃないか。でも、そうと知っていながらこうして出かけるのが日本人の性(さが)。浅草の隅田公園には同じような日本人が大勢いた。なにせ江戸っ子は気が短い。「開花」と聞けば満開なぞ待っていられぬ。

とはいえ昨夜の幹事は慎重に日程を選んでいた。むろん事前の開花予想情報の収集は怠りない。すると17日の新聞に「都内では22日にも桜が開花する」との記事を見つけた。開花から満開まではおおむね1週間。ならば28日でよかろう。そのようにしてこの日どりが決まったのである。しかしその後の予期せぬ寒波で桜の開花は止まったまま。こればかりは仕方ない。自然相手のことでもある。

桜の開花状況が気になるのは花見客だけではない。JRA、とくに阪神競馬場の関係者は、毎年この時季になるとヤキモキしている。むろん気になるのは桜花賞当日の開花状況。このレースだけは、できることなら満開の桜の下で行われてほしい。

Sakura2 

阪神競馬場の桜の開花時期については、まことしやかに噂が広まっている。曰く「JRAが開花日を調整している」というもの。木の根元に氷を撒いて開花を人為的に遅らせているらしい。関西各地の桜は散っているのに、競馬場の桜だけがいつも満開なのがその証―――というものだが、残念ながらこれは都市伝説の域を出ない。JRAもそれを明確に否定する。六甲おろしが吹きつける競馬場は周辺よりも若干寒く、桜も遅めに咲く傾向がある。それゆえジェンティルドンナが勝ったトシなどは、まだ三分咲きだった。

ただ、JRAも開花時期の調整に関心がないわけではない。25年ほど前、開花を操作できるかどうかを実験したことはあった。先の都市伝説は、この実験がファンの間に誤って広まったのであろう。実際に氷を撒いたり、逆に暖めたりしてみたそうだが、開花時期への影響は皆無だったという。開花調整など不可能。やはりこればかりは自然に任せるしかない。

ところで、このブログ(PC版)の今月のタイトルバーナーの写真は2008年の日経賞。満開の桜をバックに中山の坂を駆け上がってくるのは、前年の有馬記念の覇者・マツリダゴッホだ。

Matsuri 

ご覧のとおり、この年の中山では日経賞の週に桜は満開を迎えていた。だが、今年は先週の時点ではまだ蕾は固かったと聞く。隅田公園のみならず今年の桜は全国的に遅い。となると気になるのは、やはり阪神の桜。3歳牝馬たちの舞台を華やかに演出するために、これから暖かい陽気が続くことを祈るしかない。

 

***** 2017/03/28 *****

 

 

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コメント

少なくとも一度はやったらしいですから、あながち「伝説」とも言い切れませんけど……coldsweats01

投稿: 店主 | 2017年3月30日 (木) 07時38分

阪神競馬獣の桜開花調整って都市伝説だったんですか????ずっと本当だと思ってました。

投稿: tsuyoshi | 2017年3月30日 (木) 06時51分

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