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2017年3月17日 (金)

2歳能検はじまる

昨日の門別競馬場で、ホッカイドウ競馬の競走能力・発走調教検査、いわゆる「能検」が実施された。ゲート入り、駐立、発馬、そして800mを57秒以内で走ること。これらをクリアしない限り、どれだけ良血であろうが、どれだけ素晴らしい馬体を誇ろうが、「競走馬」になることはできない。それゆえレースよりも緊張するという関係者もいる。

昨日は87頭もの2歳馬が「競走馬」への関門に挑んだ。ひとレースあたりの出走馬は5~6頭。「第14レース」が行われるのは能検ならではであろう。結果、87頭全馬が合格と聞いて多少驚いた。もっとも遅いタイムでも56秒0だから、合格ラインぎりぎりという馬もいない。2歳馬育成技術の進歩には目を見張るものがある。

年の初めの能検で話題となるのは新種牡馬の産駒であろう。今回合格した87頭の中にも、ヘニーヒューズ(4頭)、エイシンフラッシュ(2頭)、エスポワールシチー(2頭)、マコトスパルビエロ(1頭)、ローズキングダム(1頭)と10頭の新種牡馬産駒が含まれている。むろんみんな合格。エイシンフラッシュとローズキングダムの産駒同士が対戦すると思うと、早くもアツい。あのダービーから7年になる。

Derby 

実はこの87頭の中に、私の関係馬が含まれていた。昨年のオータムセールでお買い上げいただいたアッミラーレ産駒の牡馬。好発から3番手で折り合い、外々を回りながらも直線で抜け出し51秒5で1位入線してくれた。

嬉しい……。

仔馬の頃からずっと可愛がってきた馬が、能検とはいえ1着でゴールすりゃあ、そりゃあ嬉しいですよ。親バカと言われようとかまわない。馬体重が486キロと聞いただけで泣きそうになった。あんな小っちゃかった馬が……うぅ(涙) ありがたい。すべての関係者のおかげです―――って、まだ正式にはデビュー前なんですけどね(笑) 4月18日のホッカイドウ競馬開幕が待ち遠しい。

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     ―――【撮影:田中哲実氏】―――

ところで、例年の2歳競馬は全国に先駆けて道営で始まるものなのだが、今年に限っては南関東でスタートするかもしれない。

4月の大井開催で新馬戦が予定されている。それはいつものことだが、新馬戦は例年最終日に実施されてきた。が、今年の番組では開催初日に1000mの新馬戦が2鞍割り振られている。初日は4月17日。つまり道営開幕の前日なのである。

先週金曜日には、全国のトップを切って大井で2歳能験(※南関東では「能力試験」)が行われた。受験したのは3頭。うち1頭はタイムオーバーで不合格となり、2頭がめでたく「競走馬」となった。だが、2頭では競馬はできない。能験は来週3月24日にも予定されているから、そこで何頭合格するかがレースの成立を左右する。それを考えると、やはり道営の87頭は凄い。レベルが違う。

 

***** 2017/03/17 *****

 

 

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