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2017年3月27日 (月)

20年ぶりのGⅠ昇格

ドバイと高松宮記念の興奮も醒めやらぬうちに、今週は「GⅠ大阪杯」が行われる。キタサンブラックとマカヒキが初対戦。だが、出走予定馬を見渡せば、「豪華メンバー」と呼ぶのはいささか気が引けるメンバー構成となりそうだ。

Kitasan 

昨年は5頭、一昨年は6頭。大阪杯と言えば、例年GⅠ馬が大挙出走するGⅡとして知られてきた。しかし今年はキタサンとマカヒキを除けば、香港ヴァーズの勝ち馬サトノクラウンがいるのみ。GⅠ馬3頭では、正直「少ない」と感じるファンもいるかもしれない。実際、ロゴタイプ、ヴィブロス、ヌーヴォレコルト、リアルスティールが出走した中山記念の方が、GⅠ馬の頭数では上回っていた。

むろんこれには事情がある。つい最近まで中距離路線をリードしてきたモーリス、エイシンヒカリ、ラブリーデイ、ショウナンパンドラ、ヌーヴォレコルトといった面々が、ここへきて相次いで引退。ロゴタイプやイスラボニータは、マイル路線に矛先を変えてしまっている。待望の春の古馬中距離GⅠだというのに、今年に限っては間が悪かった。

ただ、「待望」と言う割に今回大阪杯に出走するGⅠ馬3頭は、2000mのGⅠを勝ったことがない。2000mのGⅠが少ないというなら、1600~2200mに範囲を広げてもゼロ。3頭ともGⅠでの勝利は2400m以上であるところが、なんとも興味深い。なにせキタサンブラックは天皇賞(秋)をパスした過去を持つ。この3頭に限っていれば、いずれも2400mの方がありがたいクチであろう。そう思ってみれば、3頭以外にも2000mでは足りなそうな馬の名前もチラホラ……。

右回りで、コーナー4つの、芝2000mのGⅠレースを心の底から待っていた!

―――そんな馬が「GⅠ馬がナンボのもんじゃ!」とばかりに激走するかもしれない。出馬表を見渡すと……いなくもないですね。

とはいえ記念すべきGⅠ元年の競馬である。距離や性齢などの出走条件の変更がないままGⅠに昇格した例となると、1997年のフェブラリーS以来ではないか。シンコウウインディとストーンステッパーのマッチレースに、日本初のダートGⅠを見ようと集まったファンは大きな歓声を送った。。

Maka 

あれから20年。今度は年度代表馬とダービー馬による歴史的なマッチレースになってくれないだろうか。GⅠの看板は出走するGⅠ馬の頭数で決まるわけではない。レースレイトも実際のところは眉唾だ。実際のところはファンの心にどれだけ根付くか、その一点に尽きる。20年後も心に残る一戦を期待したい。

 

***** 2017/03/27 *****

 

 

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