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2017年2月11日 (土)

立春の大雪

大雪の便りで目が覚めた。おかげで小倉競馬も中止だという。

「立春も過ぎたのに雪?」

ネットにそんなコメントを見つけた。

こう思っている人はほかにもいるかもしれないが、ある意味では正しくない。なぜか。二十四節気を期間として捉えればまだ「立春の最中」。次の節気、「臼井」もとい「雨水」までの約半月間が「立春」ということになる。だいたいが2月4日にいきなり季節が一変するはずがない。半月の時間をかけ、徐々に春が近づいてくるのである。

「立春」はさらに七十二候によって「東風解凍」「黄鶯睍睆」「魚上氷」の三つの候に分けられる。今日は黄鶯睍睆に相当。東風が吹いて、梅の木に鶯を見る頃合いといったところか。そういえば今日は建国記念の日。戦前なら「梅花節」である。

 東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花
 主無しとて 春を忘るな

菅原道真はそう詠んだ。しかしそんな道真公のお膝元でも、東風も鶯も梅もおかまいなしに雪は降る。こればかりは天神様にも手におえまい。困ったもんだ。

小倉は2011年にも共同通信杯前日に雪に祟られたことがある。この日は3レースまで実施したところで雪が激しくなり、その時点で開催は打ち切られた。残りの4レース以降は月曜に続行競馬として行われている。

それにしても雪によるダート変更を見かけなくなって久しい。PATの普及に伴って、むしろ平日に開催した方が売れるという事情もあろう。だが、雪でダート変更になった1998年の共同通信杯で、エルコンドルパサーがダート1600mで見せた快走ぶりは忘れがたい。いま思うと、なんとなく得した気分さえする。あれほどの馬がダートを走る姿を見る機会など、そうそうあるものではない。

Tokyo2 

なんて、ダート変更に未練を寄せたところで、小倉競馬場でダート変更は無理。この季節は東京も京都もダート変更に備えて芝コースのフルゲート頭数を絞っているのに、小倉の芝は冬でも18頭が出走可能だから不思議だ。さほど雪の心配をしていないのかもしれない。ともあれ、小倉のダートコースのフルゲートは14~15頭でしかないから、フルゲート続出のこの時期にダート変更は不可能。ひとたび雪に襲われたら開催を延期するほかない。

ともあれ、月曜日はまた水道橋のウインズに出かけてみようか。そのついでに隣接する小石川後楽園で梅を見るのも、悪くなさそうだ。

 

***** 2017/02/11 *****

 

 

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