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2017年2月23日 (木)

春の嵐

東京は朝から強い風が吹き荒れた。暖かい湿った南風に時おり雨粒が混じる。が、あまりに風が強くて傘をさすことすらままならない。

強風は傘だけでなく、馬の調教にも影響を与える。そもそも馬という動物はきわめて敏感。人間なら気にならないほどの気象条件の変化に、大きな反応を示すことがある。風の音に驚いて走るのをやめたり、逆に暴走してしまったり。突然の横風に煽られて、それが原因で脚を痛める可能性も否定できない。これがレース中なら不可抗力である。諦めもつくかもしれない。だが、調教は人間の判断ひとつ。風の日の調教は特に慎重になる。

雨はあがったが、今度はそれを待っていたかのように花粉が飛び始めた。良くも悪くも春が近づいてきた感がある。

私もご多分に漏れず花粉症患者の一人なので、この時期になるとマスクが欠かせない。実際にはスギよりもカモガヤのアレルギーが強く、5月半ばあたりから本格的に症状が悪化する。つまり私の場合、クラシックの足音と共に徐々に辛い症状が表れ始め、オークス・ダービーの頃に症状のピークを迎えるわけだ。あまり嬉しい話ではないが、こればかりは致し方ない。

Bokusou 

カモガヤは川原に自生するイネ化の植物。これを別名の「オーチャード」と呼べば、馬が好んで食べる牧草ということになる。

それにしてもカモガヤのアレルギーというのは辛い。5月というのは散歩するには絶好の季節である。なのに、陽気に誘われて迂闊に多摩川あたりの川辺を歩いたりすると、いつの間にかあたり一面カモガヤだらけで死ぬ思いをすることがある。

ところが、北海道の牧場でカモガヤに囲まれていても、さほど苦しみを味わうことなく過ごせるから不思議。種類が微妙に違うのか、あるいは環境の問題なのかは定かではないが、北海道で花粉症が話題にやることが少ないことからみても、何らかの差異が存在しているのではないか。私はひそかに、そう疑っている。それにしても、嗚呼……目がかゆい。

 

***** 2017/02/23 *****

 

 

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