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2017年2月 1日 (水)

うどん界のアライバ

セルフのうどん店に行くと、てんぷらのコーナーにおにぎりやいなり寿司が置いてあることが多い。セルフでなくても、ランチサービスにかやくご飯が付いてくるお店もある。実は、以前はこの組み合わせがいまひとつ馴染めなかった。だってうどんを食べに来ているのである。ご飯を食べるだけのお腹のゆとりがあるのなら、うどんを増量したいじゃないですか。

でも、最近都内に増えた博多うどんのお店を食べ歩くうち、私の中で考えが変わった。そのきっかけはこの左端に写っているやつ。

Yokayoka 

そう、かしわめしですね。上は有楽町『よかよか』の、そして下の写真は淡路町『釜善』のかしわめしです。

Kamazen 

博多のうどん店では、うどんとかしわめしはベストタッグらしい。“アライバコンビ”のようなもの。いや、博多なら“本多・今宮コンビ”と言うべきか。なにせ博多うどんは美味い。そしてかしわめしも美味い。それを一緒に食べると、なぜかさらに美味い。どうなってんだ、こりゃ?

佐賀競馬場への連絡バスが出るJR鳥栖駅は、「6番ホームのかしわうどん」で“うどん通”にはつとに知られているが、実はこちらの駅で売られる駅弁「かしわめし」は、“かしわめし通”―――なんていう人たちがいるかどうかはさておき―――には知られた逸品らしい。発売開始は1913年。日本で初めて鶏肉を使った駅弁だそうで、鶏ガラスープで炊いた米に刻んだ鶏肉を載せてあるという。次に佐賀競馬に行くときは、ぜひとも食べねば。

もともと、かしわめしは鳥栖周辺の家庭でのもてなし料理だった。この界隈は昔から鶏の飼育が盛んで、かつては「鳥巣」と呼ばれていたという記録も残る。奈良時代に書かれた「肥前風土記」には、飼育した鳥を天皇に献上したという記述も。この地でかしわめしに根付く下地は、はるか昔から整っていた。

ややもすれば鶏肉の脂がべったりして、くどいと感じる人もいるようだ。そこにタッグパートナーの博多うどんが登場すると状況は一変する。こってりしたかしわめしと、博多うどんのあっさりしたダシとのバランスは絶妙だ。

私はまずひと口をそのまま食べる。しかるのちに、うどんのダシをかしわめしの上から流しかけ、お茶漬けライクに食べる。これが美味い。むろんダシが美味しいことが条件となるが、最近のお店はどこも美味しいから助かる。「かしわめしのうどんダシかけ」なんてメニューがあれば、一も二も無く買うに違いない。中山競馬場の『はなまる屋』あたりで、検討してくれないだろうか。

 

***** 2017/02/01 *****

 

 

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