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2017年2月25日 (土)

8歳の初芝

タケシバオーは3200mの天皇賞を2馬身差で完勝したその年の秋、中山の芝1200mで62キロを背負いながらレコード勝ちしてみせた。だが、それも半世紀近くも前の話。現代の競馬は、距離によるカテゴリごとにチャンピオンを決めるのが主流だ。チャンピオンステイヤーが、そのままトップスプリンターにも君臨するということは、まずあり得ない。

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だが、芝とダートの垣根は年を追うごとに低くなっている。近年ではアグネスデジタルやクロフネが芝・ダート二刀流の代表格。アグネスデジタルは芝もダートも国内も国外をも問わずGⅠを勝ちまくり、クロフネはNHKマイルCを1分33秒0で快勝したその半年後に、ダートの武蔵野Sを1分33秒3で独走してみせた。現役では、昨年のスプリンターズSを勝ったレッドファルクスが二刀流での活躍を続けている。

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キャリア38戦。そのすべてをダートに捧げてきたナガラオリオンが、明日の阪急杯に出走する。8歳にして初めての芝挑戦とは珍しい。

実際、彼がダート戦で見せる切れ味は芝のそれを思わせるものがある。特筆すべきは3走前のオータムリーフS。そこでナガラオリオンは、ダートとしては異例とも言える33秒7で上がってみせた。あの脚を見れば、誰でも「芝ならどれだけ切れるのか?」と考えるはず。考えるけど、実際に出てくるとなると話は別。なにせ来週には、同じ阪神で得意のダート1400mのポラリスSが用意されているのに―――である。陣営の本気度が伝わってきやしないか。

それでも、さすがに馬券は買いにくいようだ。前売りオッズではしんがり人気に留まっている。

芝での初勝利が古馬重賞というケースはさすがに少ないが、それでもスリープレスナイトのCBC賞やサンアディユのアイビスサマーダッシュなど、過去に例がないわけではない。しかも、これらはいずれも阪急杯と同じスプリント戦である。武幸四郎騎手のラスト重賞として注目を集める一戦だが、ナガラオリオンの末脚に驚かされることがあるかもしれない。

 

***** 2017/02/25 *****

 

 

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コメント

おめでとうございます(^o^)
思い描いた通りの競馬でした。
複勝は3着で当たると気持ち良いですよね。

投稿: 店主 | 2017年2月27日 (月) 09時20分

店主様 おはようございます。ナガラオリオンの鬼脚を信じ複勝¥1000買いました。お陰様で今日は外食できます。

投稿: すかどん | 2017年2月27日 (月) 04時23分

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