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2017年1月14日 (土)

もうひとつのセンター試験

巷では今日から大学入試センター試験が始まった。まさかこんなブログを読むような受験生などいないだろうが、とりあえず受験生の皆さんは頑張ってください。私がかつての「共通一次試験」を受験したのは、30年も昔の話。試験そのものよりも、せっかくの土日が潰れてしまうことをボヤいた覚えがある。

ところで、今週はもうひとつの「センター試験」が行われていたことをご存知だろうか。

NAR(地方競馬全国協会)の「地方競馬教養センター」の騎手課程選抜試験のこと。競馬業界で「センター試験」といえば普通こちらを指す……かどうかは分からないが、私の知っている子も受験するとあって、今週はずっと気になっていた。

Nar 

応募資格の最初に書かれているのは、中学校を卒業または卒業見込みで、今年の4月1日時点で20歳以下であることだが、その次の体重制限がやはり厳しい。15歳では44キロ以下が求められる。年齢の半年刻みで0.5キロずつ制限が緩和されてゆくが、それでも20歳で47キロでなければならない。くぅ~、厳しいですね。しかも視力は裸眼で0.6以上が必須。私が万一年齢をごまかすことに成功して受験しようとしても、デブのメガネでは門前払いは避けられまい。

主たる試験項目は運動能力検査。閉眼片足立ち、サイドステップ、シャトルラン、ジャンプステップテスト、垂直跳び、上体起こし、懸垂、1500m走、握力、背筋力、上体そらし、立位体前屈。以上の12種目。学校のスポーツテストに近い。さらに面接による適性審査が課せられる。JRA競馬学校のような学科試験はないとされているが、入所後の学科履修の参考とするための学力測定はある。特筆すべきはそれらのメニューが、2泊3日の合宿の中で行われること。土日が潰れて文句言うようなヤツは、既に脱落であろう。

選抜基準の詳細は知らない。高知で活躍する別府真衣騎手などは、懸垂が2回しかできなかったが、それでも合格したという。学力測定の結果にしても、実際には参考にされているのかもしれない。

いや、それよりも2泊3日の合宿という試験スタイルそのものがミソではないか。

センター入所後は、厳しい生活が待っている。一日のスケジュールは分刻み。むろん食事制限もある。外出だってままならない。現代の若者にとっては、肉体的、精神的にかなりきつい2年間を過ごすことになる。果たしてそれを乗り越えることができるかどうか―――。そんなことを踏まえながら、大人たちが合宿生活を送る受験生たちを見つめていたとしても不思議ではない。

必要なことは「何が何でも騎手になる」という気持ちの強さを持ち続けること。受験対策があるとすれば、それ以外あるまい。私が気にする子の首尾はどうだったのだろうか。結果は来月明らかになる。

 

***** 2017/01/14 *****

 

 

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