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2017年1月31日 (火)

寒中競馬

春の陽気だった昨日から一転、今日の東京の最高気温は10度。一気に冬が戻ってきた。まあ、寒中なのだからこれが当然。近年は陽気が暦を無視することが目にあまる。冬は寒くていい。

ウマは寒い方が元気が出るというのは、よく知られた話。だが、そうはいっても、あまりに寒ければ身体を壊してしまうので、自然と冬毛が伸びる。普段の馬は「被毛」と呼ばれる細かい体毛に覆われているが、気温が低下すると、寒さから身を守るために被毛が抜けにくくなり、長く伸びて光沢を失うのである。これが「冬毛」。春になって気温が上がると「冬毛」は自然と抜け落ちる。

この時季のパドックは冬毛が目立ち、毛ヅヤの悪い馬も多く見かける。季節的に冬毛が生えるのは仕方がなく、一概に状態が悪いと決めつけるわけにはいかない。だが、被毛の生え替わりのサイクルは、健康状態と密接な関係にあるのも事実。一様に抜け替わるわけではなく、栄養が良く健康な馬は抜け替わりも早い。だから寒い季節に冬毛がなく毛ヅヤがピカピカな馬は好調と判断するわけだが、中には見た目を気にするあまり、冬毛を生やさぬよう四六時中馬服を着せている厩舎もあるので注意が必要だ。

そうはいっても、これほど寒いと冬毛ぼーぼーの馬に親近感を感じたりすることもありますよね。

「うー、さぶさぶ。おぉ、お前(ウマ)も寒い中よく頑張って偉いよな。オレなんか、こんなに着込んでいるのに、寒い寒いと文句ばっか言っててダメだよなぁ。よし、こうなったら、君の単勝を買ってあげじゃないか」

なんてコトになって馬券も散々な結果に終わるわけだ。寒い季節の馬券はイイことありませんな。まあ、馬券でイイことないのは、どの季節も同じですけど。

騎手にしても、暑い時季以上に寒い時季は辛いものらしい。そりゃそうですよね。寒いからといって、厚着するわけにもいかないし、体も硬くなるから怪我をする確率も高くなる。ダート戦で飛んできた砂粒が顔に当たると、冬場は特に痛いんだそうです。そりゃあ、大変だ。

Dirt 

そんな彼らのささやかな冬場対策は、プロテクターの下に使い捨てカイロをペタペタと貼ることなんだとか。でも、それならプロテクターそのものが温かくなればイイのにな、と思いますよね。汗を熱に換える「発熱ジャケット」なんて商品があるくらいだから、プロテクターでもできないだろうか。

 

***** 2017/01/31 *****

 

 

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