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2016年11月 3日 (木)

馬券の日を作るなら

今日11月3日は文化の日。日本国憲法は1946年11月3日に公布され、翌5月3日に施行されている。これを踏まえ、1948年制定の祝日法で、5月3日を「憲法記念日」、11月3日を「文化の日」と定められた。法律の中では「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日だとされている。

だが、もともと11月3日は文化と直接関係のある日ではない。かつては「明治節」と呼ばれていた。すなわち明治天皇の誕生日のこと。だから、この日に秋の天皇賞が行われたことも多い。1966年の年度代表馬・コレヒデが勝ったのも11月3日の天皇賞だった。

11月3日は他にも「まんがの日」であり「文具の日」であり「ハンカチーフの日」であり「ゴジラの日」であるらしい。かように記念日乱立の昨今だが、競馬絡みの記念日はまだない。9月23日の「愛馬の日」は馬に親しんでもらう日であるし、JRAが「競馬の日」と呼ぶ9月16日は、単なる創立記念日。内輪の話に過ぎない。

かつてここで似たようなことを書いた時、敢えて「競馬記念日」を作るならば4月24日ではどうか?と書いた記憶がある。1932年に第1回日本ダービーが開催された記念すべき日。先人の苦労を忘れてはならない。

一方で、敢えて「馬券の日」というのを作るなら、明日11月4日が相応しいのではないかと秘かに考えている。実は1935年のこの日、根岸競馬6レースで、馬券を買った人全員が的中という慶事が起きているのだ。

3600mの障害コースを走り抜けた1番人気メイラン(59木戸)と2番人気プランプトン(61梶)の接戦は、ついに決着がつかなった。すなわち同着である。しかもこのレースは2頭立て。発売された馬券は単勝だけだから、はずれ馬券はなかったことになる。

配当は「特払い」。当時は1枚20円の馬券に対して17円だから、当たっても赤字だ。観客は苦笑いであろう。しかし、やはりめでたい。それを祝しての「馬券の日」である。むろん現代の競馬において、全員的中が再現される可能性は限りなくゼロに近い。

Horse 

ちなみに、11月3日は気象上の特異日で、昔から晴天の日が多いそうだ。今日の東京も日中は素晴らしい青空が広がった。JBCが行われた川崎も同様であろう。明治はもとより、昭和も今では遠くはなったが、菊の香薫る晴ればれとした季節であることに変わりはない。

 

***** 2016/11/03 *****

 

 

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