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2016年11月 9日 (水)

切り札登場

昨日、JR博多駅前の道路に巨大な穴が開いて大騒ぎになった。それを「大穴の啓示だ!」と叫んだのは我が馬券仲間。となれば、エリザベス女王杯か。あるいは武蔵野Sで大穴が飛び出すのか。いやいや、今夜の平和賞が大波乱になるのか―――?

すると米国大統領選挙でトランプ氏が勝ったではないか。直前まであれほど「クリントン優勢」が報じられていたのだから、これも大穴のひとつと見るべきか。ただし、もしこれが競馬ならトランプの単勝に1票を投じた―――そんな思いを抱く競馬ファンは少なくあるまい。今回の大統領選を馬券的に見れば、初めからそんな流れだったように思えてならない。

英国のEU離脱にせよ、今回の大統領選挙にせよ、事前の予測はことごとくハズれた。予測したのはその道のプロのはず。それでも投票ごとを読み切るのは難しい。次回の選挙から「予測」の言葉は使わずに、競馬と同じく「予想」としてはどうか。アナリストも「予想屋」を名乗ればいい。それならハズれても仕方ない

ともあれ、「トランプ大統領」の誕生が本決まりになった。日本で「トランプ」と呼ばれるカードゲームは、英語では「プレイング・カード」、あるい単に「カード」と呼ばれる。「トランプ」とは本来「切り札」の意。日本に伝わった際、ゲームの中で外国人が切り札の意味で発した「トランプ」という言葉を、カードそのもののことだと誤解したのが間違いの始まり。結局そのまま日本語に定着してしまった。果たしてトランプ大統領は米国の切り札たり得るか。

Trump 

件の馬券仲間はエリザベス女王杯の狙いを「馬番⑫番」に決めたそうだ。なぜかと聞けば、「トランプ」で「女王」と言えば「12」の札だからだという。

「そのまま“クイーン”(ミッキークイーン、クイーンズリング)で良いんじゃないか?」

「それじゃ、大穴にならないだろう」

12番枠にマリアライトが入ったらどうするのか?と聞いてみたかったが、キリがないのでやめた。何であれ先のことは見通せないのである。

トランプ大統領誕生後の世界情勢についても、どのメディアも「混乱」としか表現していない。これまでも世界情勢は混乱の連続だったはず。そもそも混乱のない世の中など有り得るのか。もっとも混乱しているのは、「クリントン優勢」を訴え続けた記者本人だったりする。

さらに彼らは口を揃えて来年以降の経済停滞を指摘するが、明日のことさえ読めぬ連中が来年の話をするとは笑止千万も甚だしい。先のことなど誰も分らない。だから時として大穴が飛び出すのである。

 

***** 2016/11/09 *****

 

 

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