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2016年10月 6日 (木)

新天地にて

秋の東京の開幕を飾るのは土曜の2歳重賞・サウジアラビアロイヤルカップ。

頭数は9頭と少ないが、新種牡馬の産駒2頭が興味をかきたててくれそうだ。ルーラーシップ産駒のダンビュライトと、リーチザクラウン産駒のセイウングロリアス。それぞれファーストシーズンサイアーランキングでは1位と4位だが、重賞レースが本格化するこれからの成績次第で、順位などいくらでも変動する。

初年度から200頭を超える相手と配合したルーラーシップの活躍はある程度見込まれていたが、リーチザクラウンの種付け数はその4分の1の53頭に過ぎない。初年度産駒はわずか34頭。だが、そこからJRAで既に12頭がデビューを果たし、5頭が勝ち上がっているのだから、生産界がざわめいたのも仕方あるまい。オータムセールに上場されたリーチザクラウンの産駒6頭はすべて落札。その人気ぶりを裏打ちしている。

もともと西山茂行氏の個人所有だったが、既に報じられている通り、同馬の権利の半分を社台グループが買い取った。ここ社台スタリオンにやってきたのは先月のこと。新天地での馬房がルーラーシップの隣だというのも、何かの縁であろうか。

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まだ、移動して間もないせいか、放牧中でもきょろきょろと落ち着かない。人が通ると、頭を上げてこっちを見る。そしてゆっくり近づく。こちらを見つめるその瞳は、まるで品定めでもしているかのようだ。微妙な距離を保ったまま、じぃーっと見ている。悪い奴らではなさそうだ。そう思ってくれたのだろうか。ふと、思い出したように突然ゴロンと寝ころび、豪快に砂浴びを始めた。なかなか可愛い(笑)

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スペシャルウィークの代表産駒と言えばブエナビスタとシーザリオの名牝2頭。だが、他の産駒もほとんどが末脚勝負型がほとんどで、先行型は少なかった。そんな中にあって、リーチザクラウンはスペシャルウィーク産駒では珍しい先行タイプ。母の父シアトルスルーの影響もあるのだろう。控えても競馬はできたが、実際は平均ペースを好む逃げ馬に近い。悪く言えばワンペースだが、スピードに乗れば粘れる。あの泥田のダービーだって、いちばんきつい競馬を強いられながら、最後まできっちり粘っていた。

Rearch2 

2代母の父はミスタープロスペクターで、3代母の父がセクレタリアト。どこにでもいそうで、その実なかなかいない血統でもある。これが社台の良血牝馬と配合されて果たしてどんな子を出すのだろうか。いずれ社台RH・サンデーの募集馬にも顔を出してくる。その時に慌てないで済むよう、今のうちに産駒の特徴はきちんと掴んでおきたい。

 

***** 2016/10/06 *****

 

 

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コメント

店主様
今晩は。季節外れの衣被を食べ過ぎ膨満感。眠れぬ秋の宵です。南関2歳勢のコメントありがとうございました。おっしゃる通りだと私も感じます。
リーチザクラウンのレポート楽しく読ませて頂きました。四肢の美しさはスペシャルウィーク譲りですね。凄く好みです。産駒ニシノアップルパイが復調・復帰するのが楽しみです。そして週末の毎日王冠。ウインフルブルームの活躍を願っている次第です。

投稿: すかどん | 2016年10月 7日 (金) 01時06分

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