« ナポうどんと池上競馬 | トップページ | 季節はずれの鯉のぼり »

2016年9月10日 (土)

あれから25年

プロ野球セ・リーグのペナント争いが早くも決着を見た。いやあ、広島カープ強かったですねぇ。球団関係者ならびにファンの方におかれましては、謹んでお祝い申し上げます。

思い起こせば6月の社台ツアーの車中、私の隣に座った釧路馬主が、「セ・リーグはホントに広島が逃げ切っちゃうかもなぁ」と呟いたのである。つまりその時はまだ半信半疑だった。向こう正面で早くも先頭に立ち、その差をぐんぐん広げていくような展開。競馬ファンなら、飛ばし過ぎを突っ込みたくもなる。なにせ昨年はBクラスのチーム。勝負どころはまだ先だろう。

しかし、それでも3位阪神との差は「ハナ」だったことを忘れていなかったか。楽に逃げる実力馬を捕まえるのは案外難しい。プリティキャストを彷彿とさせる逃げ脚は、気が付けば絶望的な差を生み出していた。結果大差のゴール。これほどアッサリ決着したペナントレースはあまり記憶にない。見せ場すら作れなかった他の5球団は猛省すべきであろう。

広島の優勝は1991年以来25年ぶり。前回の優勝を経験した選手はいない。なにせ91年と言えば大瀬良投手が生まれた年。中崎投手(92年生)や鈴木誠也選手(94年生)に至っては、まだ生まれてもいない。91年はそれだけ遠い昔となった。トウカイテイオーが無敗のままダービーを制し、メジロマックイーンが父子3代の天皇賞制覇を達成した記念すべき年。申し訳ないが、私の感慨は広島カープとは別のところにある。

91年といえば、トウカイテイオーやメジロマックイーンの活躍以外にも大きな出来事が競馬界に起きている。いったい何だかお分かりになるだろうか。

それは馬番連勝複式馬券の発売開始と、それに伴う単枠指定制度や友引制度の廃止である。前回広島優勝の年のスポーツ新聞紙面には「北別府完封!」とか「小早川猛打賞!」とかいう題字と並んで、「メジロマックイーン単枠指定」といった記事が掲載されていたわけだ。ともあれ、馬連開始を境に馬券の買い方は大きく変わった。それを思えば91年の当時は確かに隔世の思いを禁じ得ない。

さらに1991年の各種ランキングを振り返ってみるとこうなっている。

【サイアーランキング】
①ノーザンテースト
②トウショウボーイ
③モガミ
④マルゼンスキー
⑤ミルジョージ

【JRA騎手ランキング】
①岡部幸雄(128勝)
②武豊  (96勝)
③南井克己(88勝)
④増沢末夫(87勝)
⑤松永幹夫(79勝)

【オーナーランキング】
①社台レースホース
②松岡正雄
③トウショウ産業
④メジロ牧場
⑤メジロ商事

【生産牧場ランキング】
①社台ファーム
②シンボリ牧場
③荻伏牧場
④メジロ牧場
⑤西山牧場

こうして見ると、25年前はやはり立派な昔なのだと痛感する。馬券に限らず、競馬の光景は今とはずいぶん違っていたことになる。その中にあって、当時も今もトップに顔を出す武豊騎手と社台はやはり凄い。

さらに、この年から始まったことが二つあった。ひとつは進路妨害に伴う降着制度であり、もうひとつは単複馬券への馬名の印字である。それを踏まえて1991年の天皇賞(秋)で買ったこの馬券を見て欲しい。この当時から私の買う単勝馬券には、呪いがかけられていたのだろうか。だとすれば、広島優勝に合せて、この忌まわしき呪いも25年ぶりに解いてもらえないだろうか。

Baken 

 

***** 2016/09/10 *****

 

 

|

« ナポうどんと池上競馬 | トップページ | 季節はずれの鯉のぼり »

競馬」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ナポうどんと池上競馬 | トップページ | 季節はずれの鯉のぼり »