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2016年9月22日 (木)

ハマの番長、引退

プロ野球DeNAベイスターズの三浦大輔投手が引退を発表した。

前身の大洋ホエールズから横浜一筋25年。「ハマの番長」の愛称で親しまれたエースも、ついにユニフォームを脱ぐ。野球は知らぬが競馬なら知っているという向きには、リーゼントブルースやリーゼントロックのオーナーと言った方が通りが良いだろうか。佐々木主浩氏のように現役引退後に馬主となるアスリートは少なくないが、現役プロ野球選手でありながらJRA馬主として競走馬を所有したのは三浦投手が初めてだった。

これまでに三浦投手が所有し、実際に競馬場で走ったのは、リーゼントブルース、リーゼントロック、リーゼントフォルテの3頭。栗東・矢作厩舎の所属である。もともと競馬が好きだった三浦投手は、とあるスポーツ紙の記者の紹介で矢作調教師と知り合った。そこで馬券がなかなか当たらないという話題を持ち出したところ、「それなら馬を持てばいい」と馬主になることを勧められたという。

2005年に最多奪三振と最優秀防御率の2冠を獲得した三浦投手も、2010年には2度の二軍落ちを経験するなど大スランプに陥った。この年わずか3勝。37歳という年齢からすれば「限界説」が流れたのも無理はない。彼が馬主資格を取得したのは、そんな苦しいシーズンの終了直後のことである。

翌年、初めて所有したリーゼントブルースが2歳でデビュー。この年は勝ち星を挙げることができなかったものの、同馬が3歳になった翌年には念願の初勝利を挙げた。さらにその翌年はリーゼントロックと合わせて所有馬が3勝を挙げる大活躍を見せる。すると三浦投手も5勝、9勝、9勝と、かつての輝きを取り戻し始めた。愛馬の活躍に刺激を受けての復活劇―――。競馬も野球も愛する外野としては、そう思うことにしたい。ひとつ勝つことの難しさは投手も競馬も同じだ。

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これまで馬主としてJRA通算7勝。うち5勝が松岡正海騎手の手綱による。その松岡騎手は小学校から中学校では野球に打ち込んでいた。しかも大のベイスターズ(ホエールズ)ファン。三浦投手が入団してきたのは彼が7歳の時だから、彼は「ハマの番長」以外のエースを知らないことになる。それゆえ三浦投手の現役引退には思うところも多かろう。日曜のオールカマーではマイネルメダリストに騎乗予定。餞別代わりのどでかい一発に期待してみたいところだが、どうだろうか。

 

***** 2016/09/22 *****

 

 

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