« ハマの番長、引退 | トップページ | 素顔の神戸新聞杯 »

2016年9月23日 (金)

二強のオールカマー

日曜の産経賞オールカマーは、昨年の有馬記念の覇者ゴールドアクターと、牝馬ながら今年の宝塚記念を制したマリアライトのグランプリホース対決。GⅠホースの看板ならワンアンドオンリーも背負っているとはいえ、2強対決の構図は揺るぎそうにない。

オールカマーの2強対決と言えば、1994年のビワハヤヒデVSウイニングチケットの一戦が思い起こされる。春の天皇賞と宝塚記念を連勝中のビワハヤヒデが単勝1.2倍の1番人気。2番人気は2.8倍のウイニングチケット。それに続く3番人気の単勝オッズが32.6倍というのだから、これに勝る2強対決のオッズというのも、そうはあるまい。

Biwa 

レースは4角先頭のビワハヤヒデが、追い込んできたウイニングチケットに1馬身3/4の差をつけて優勝。人気に応えてみせた。2頭の枠連配当は130円(8頭立てのため馬連発売はなし)。いちばん高くついた配当が3着ロイスアンドロイスの複勝140円というのも、いろんな意味で笑える。

その2年後のオールカマーでも2強対決が繰り広げられた。1番人気はその年の宝塚記念を勝ったマヤノトップガンで1.8倍。ほとんど差のない2番人気に推されたのが、春天優勝以来のサクラローレルで1.9倍である。

だが、こちらの2強対決は結果を伴わなかった。3角で早くも先頭に立ったマヤノトップガンだったが、直線坂下で早くも手応えが怪しくなり、あえなく失速。満を持して追い込んだサクラローレルが1着ゴールを果たした。一方のマヤノトップガンは、あろうことか船橋所属の牝馬・マキバサイレントにまで差し返されての4着。競馬に絶対はない。その典型であろう。

Sakura 

それにしても今年のオールカマーでは、ゴールドアクターとマリアライトのどちらが1番人気の票を集めるのだろうか。

GⅠの数ならマリアライトが上。しかも、宝塚記念はドゥラメンテやキタサンブラックを破っての優勝だから、「現役最強牝馬」というより「現役最強馬」と呼ぶ向きさえある。過去のオールカマーの成績を見る限り、宝塚記念からの転戦組が好成績を残していることも好材料。牝馬の成績も悪くない。

しかし、ゴールドアクターは、そのマリアライトと2度対戦していずれも勝っている強みがある。得意とする中山でもあり、5か月ぶりの休み明けとはいえゴールドアクターが票を集めても不思議はない。

人気が気になるのには訳がある。実はこの秋開催(中山・阪神)で行われた6鞍の重賞レース勝ったのはすべて1番人気馬。1番人気馬の連敗記録はたまに耳にするが、重賞での1番人気の6連勝は珍しい。この流れが続くようなら、今回も人気を集めた方が勝つような気がする。

一方で、オールカマーの1番人気馬は4連敗中。2012年ルルーシュ4着、13年ダノンバラード3着、14年サトノノブレス16着、そして昨年のヌーヴォレコルトが2着である。ただ振り返って思うに、実力馬の凡走というよりも、人気自体に多少の問題を感じなくもない。オールカマーではファンの見る目も試される。1番人気馬の重賞連勝記録は果たして継続するだろうか。

 

***** 2016/09/23 *****

 

 

|

« ハマの番長、引退 | トップページ | 素顔の神戸新聞杯 »

競馬」カテゴリの記事

コメント

G1乱立で「チャンピオン」が増殖する昨今では、こういう2強対決は実現しづらいでしょうねsad

投稿: 店主 | 2016年9月24日 (土) 09時20分

しかし、その2頭が次の天皇賞で負けったという方が印象強いですね。

確かにビワハヤヒデVSウイニングチケットは
ウキウキしながら観に行った記憶があります。

投稿: tsuyoshi | 2016年9月24日 (土) 07時20分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ハマの番長、引退 | トップページ | 素顔の神戸新聞杯 »