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2016年8月12日 (金)

浦和の子ども

お盆の浦和競馬場は縁日の如き賑わい。あっちを見てもこっちに目をやっても、やたらと子供が目に入る。時代は変わりましたな。

Kingyo 

そんな子供たちが新馬戦に出走する1頭をやたらと応援しているではないか。パドックで「がんばれー!」と声をかけたり、馬券を買ってくれと親にねだる子もいる。つくづく時代は変わった。

こちらがその1頭。タイムパラドックス産駒の牝馬で2番人気に推されている。

Saru 

その名前というのが……、

Baken 

はっはっは。まあ、つまり名前人気ですね。ウマなのにネコ。ウマなのにサル。他愛もないことだけど、私とてこうして馬券を買ってるのだから、子供たちのことをどうこう言えない。

しかし競馬は競馬である。勝ったのは1番人気のファーストホープ。ポンとゲートを出て、そのまま7馬身差の圧勝だから、ここは力が違った。コーナーでは外に張るような仕草を見せていたから、ひょっとしたら右回りの方が良いかもしれない。

1r 

ファーストホープのお母さんトゥモローズライトを覚えている人は、相当コアな南関ファンであろう。道営から転入してきて大井で4勝。主に真島大輔騎手が手綱を取り、長く長く活躍した。

Tomorrow 

トゥモローズライトには多少なりとも縁があったので、私は生まれて数日後のファストホープを見ている。こんなかわいい仔馬ちゃんが、わずか2年後に人を乗せて浦和の800mを48秒5で走るんなんて、なかなか想像できない。

Tomorrow2 

続く浦和2Rも新馬戦。勝ったのはネオユニヴァース牝馬のマキノジュエラーだった。

2r 

1R同様、後続に1秒以上の大差勝ち。しかも、勝ち時計48秒5まで1Rのファーストホープとまったく同じだった。加えて、こちらのお母さんも南関東で活躍した1頭。こちらは重賞勝ち馬だから知っているというファンも多いかもしれない。

Makino 

2006年のロジータ記念で、あのチャームアスリープに土を付けたのが、マキノジュエラーの母・マキノチーフです。懐かしいですね。南関東で活躍した牝馬の子たちが、こうしてまた南関東で走る。それが競馬の醍醐味の大きなひとつだが、それが実現するケースは案外少ないもの。ネコザルに声援を送っていた子供たちにも、いずれそういう競馬の喜びを分かってもらいたい。ちなみに1Rのネコザルは最下位。800mと言えど、サルにはちょいとばかり距離が長かったかもしれない。

 

***** 2016/08/12 *****

 

 

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