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2016年7月16日 (土)

夏の一冊

巷は今日から3連休らしいが、カレンダーとは無縁の生活を送っている身には連休もクソもない。福島に行くこともできず、わずかな空き時間を見つけては、ひたすら本を読むことに徹する夏を過ごしている。

ともかく、読まねばならぬ本が部屋の片隅に山積みになっているのである。

まとまった時間ができたらまとめて読めばイイや―――と軽く考えている間に、我が家の“ブック・スカイスクレイパー”は、気付けば雨後の筍の如くニョキニョキと屹立していた。中にはわざわざ遠方の図書館から借りてきた一冊もあり、返却日が迫っているのか、もうとっくに過ぎているのか分からないような本が、かなり下の地層から発掘されたりしてギョッとしたりする。

私は、社会ルールを守らない競馬カメラマンになるのは嫌なので、こういった図書館の返却日などには過分に律儀である。なので、今日は朝から『武田信玄はどこから来たか~武田騎馬隊の謎を追う~』(岩崎正吾/山梨ふるさと文庫)を2時間ほどで読み通した。かなり面白く、資料としても貴重な書物なので手元に置いておきたいというのが感想。とはいえ、借りたモノは返すのが人の道である。図書館の本ごときで大袈裟だけど。

Potato 

昼飯は娘が買ってきた「ポテトクリーム」。「新感覚のポテトサラダ」という触れ込みだが、ポテトサラダとはちょっと違う。ライス代わりのマッシュポテトを様々なソースで食べるような感覚か。右が「チキンカレー」で左が「ナスとひき肉のトマトソース」。どちらも美味い。美味いけと高い。だってしょせんジャガイモじゃないですか。決して偉ぶらないところがジャガイモの良いところなのに…:と思いつつ、午後に読む本を選ぶ。候補はこの3冊。

 「馬車の歴史 古代&近代の馬車」(神奈川新聞社)
 「馬券裁判」(メタモル出版)
 「名馬風の王」(マーゲライト・ヘンリー/青い鳥文庫)

最後の一冊は、娘に「夏休みの読書感想文を書くならコレを読め」と渡そうと思ったのだが、「童話なんてダメだよ」と一蹴されてしまい、仕方なく私が読むことにしたのである。

ところが実際に手にしてみたら、思いのほか厚みがある。とはいえ、子供向けの童話なのだから1~2時間もあれば読めるだろうと思った。もとより私は人よりモノを読む速度が速いのである。物語は、歴史に名高いマンノウォーとサーバートンのマッチレースのシーンから始まった。

―――そこで活字を追う目が止まった。

子供向けの童話である。ために訳文もできるだけわかりやすく丁寧にという趣旨は分からんでもない。しかし、「マンノウォー」という馬名を「戦士」と置き換え、挙げ句の果てに「ビッグレッド」という彼のニックネームまで「大赤」などと訳してしまっていることには閉口した。なのに「ハンディキャッパー」はそのままだったりする。だから競馬のシーンは読みにくいことこの上ない。本来、固有名詞を訳すことは慎重であるべきだが、あるいは訳者は馬の名など固有名詞に足りないと思っていたのかもしれない。だとしたら相当問題がある。

文句があるなら原文のまま読めば良いわけだが、なんだかんだと読了。童話をこれほど真剣に読んだのは、いったい何年ぶりだろうか。

Currere 

勢い余って先日届いたばかりのサラブレッド販売情報誌「Currere(クレレ)」に目を通す。私の撮った写真も掲載されているので、このカタログから一頭でも売れてくれれば良いなと切に願う。「クレレ」のページをめくっていると「本格的な夏が来たなぁ……」と感じますね。そういう人はごく一部かもしれないけど。

 

***** 2016/07/16 *****

 

 

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