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2016年6月 6日 (月)

シンゲン&ゴールドアグリ

最近は、競馬をほったらかして千葉まで馬を見に行っている私だが、それではイカンとばかりに先日は一念発起して茨城まで足を延ばした。まあ、やっていることは同じですけど。

美浦近郊の育成施設をぐるりと回り、見学やら挨拶やらをひとしきり済ませてから、どうしても行きたい牧場があった。美浦トレセンのすぐ近くにあるムラセファームさん。こちらにエプソムカップなど重賞3勝のシンゲンが乗馬として繋養されているのである。

Singen 

シンゲンの現役時代は骨折との闘いであったと言っても過言ではあるまい。2歳12月の新馬デビューから11歳5月の新潟大賞典まで現役期間は実に8年半にも及ぶが、その間5度の骨折に見舞われた。3か月以上の休養期間を単純に合算すれば49か月。なんと4年分に相当する。

それでも陣営が「待てた」のは、能力の高さによほど惚れこんでいたからであろう。なにせ骨折休養明けでは(3,1,0,1)と抜群の成績を残した。2009年のオールカマーは11か月ぶりをものともせずドリームジャーニーを一蹴。脚元が丈夫ならその強さは計り知れない。

Sin_2 

シンゲンは元気に暮らしていた。ニンジンを持って近づくと「早くよこせ!」とばかりに前掻きして、ヨダレが止まらなくなる。手に取って一本やると、あっと言う間に噛み砕いて、「もっと!」とまた前掻きしてもっとヨダレを垂らす。なんと言うか。実にカワイイ。今年13歳。背っ垂れの体型は現役時代からのことだから仕方ないが、この食欲を見ればまだまだ若い。その額を撫でて今週のエプソムカップの必勝祈願をさせていただいた。

こちらにはもう一頭JRAの重賞勝ち馬が暮らしている。2006年の新潟2歳Sの覇者・ゴールドアグリ。あの勝利はタニノギムレット産駒の初重賞勝利でもあった。たまたま知り合いの持ち馬だったこともあって、日本ダービーでも応援したけど、同じタニノギムレット産駒のウオッカに歯が立たなかったことは、今となっては良い思い出である。

Aguri 

ゴールドアグリもニンジンを欲しがるのだけど、食べ方が下手なのか、バリバリ砕いてほとんどを床に落としてしまう。「あ~あ」と言いつつ、拾ってまたあげる。その繰り返し。ダービーだけでなく新潟の新馬戦にも応援に行ったんだよなぁ。それでも、こんなに近くで実馬を見たのは初めて。その目つきは驚くほどタニノギムレットに似ていた。よく分かっているつもりでも、近くで見なければ気が付かないこともある。茨城まで足を延ばしたかいがあった。

 

***** 2016/06/06 *****

 

 

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